概要
ピーク(頂点、絶頂)を形容詞化した言葉であり「山のような、高くとがった」等の意味を持つ。
モータースポーツにおいては、エンジン本来のトルク(ねじりの強さ)が発生する回転域が狭い特性を指してピーキー(peaky)と呼んでいた。
これはエンジンの回転数とトルク表したグラフが、鋭角な山のようになるのが由来と言われている。
その内ステアリングやグリップ性能を含めた総合的な挙動が「不安定だが限定的な範囲で高性能」なものに使われるようになり、転じて「高い性能を秘めているが挙動が神経質で扱い辛く、熟練した者でなければ本来の性能を引き出せない」もの全般を表す言葉になった。