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陽だまりのありかの編集履歴

2019-11-06 08:16:23 バージョン

陽だまりのありか

ひだまりのありか

comicoの公式連載作品

概要

comicoで連載されているあさだ(現名義:Hiro*)による漫画作品。

2017年3月16日から毎週金曜日に更新されていた。

トラウマやコンプレックスを抱えた高校生達の青春物語である。

同年8月18日、9月15日一般公開予定の第28話で打ち切りになることが発表された。(後述)


あらすじ

中学生の頃のある出来事で人間不信になってしまった少年、櫻井誠は高校に上がってからは他人と関わらないで過ごしていた。

そんな折、同級生の水野くすねは何かと誠に関わろうとする。くすねの事を鬱陶しく感じる誠だったが、実は彼女も大きな傷を抱えていた。


登場人物

主要人物の名前には色の名前が入っており、髪の色に反映されている。

主要人物

櫻井 誠(さくらい まこと)

本作の主人公。高校1年生。セミロングの髪が特徴の小柄な少年。

ひねくれた性格で、他人を信用せず人と関わろうとしない。

積極的に関わろうとするくすねの事をとにかく鬱陶しく感じており距離を置こうとする。

元々は優しい性格だったが、中学時代に元の親友であった村崎がいじめを働いていた事を止めようとした結果、自分がいじめの対象になり、更に助けた灰谷にも裏切られたことから性格が変わってしまった。(後述)

この件が原因で人間不信になり、友人を作らずに高校生活を過ごしていて特によく話しかけてくるくすねの事も徹底的に避けていたが、根っから曲がってしまった訳では無く、要所でかつての優しい性格も表れている。

その後、くすねの厚意は本物である事に気づき、徐々に態度を顧みていくがその矢先に彼女との間に誤解が生じ、今度は自分が避けられるようになってしまう。ここで自分の今までの態度を反省し、相手と誠意を持って話し合うことが大切であることに気づき、彼女に今までの態度を謝罪し、その後は和解して友人となった。


水野 くすね(みずの くすね)

本作のヒロイン。

天真爛漫な少女で、誰とでも分け隔て無く接することが出来る。

他人の心情を読み解くことに長けており、誠が根っから見かけ通りの尖った人物で無いことや、日向が自分を内心嫌っていることに気づく。

高校入試の面接の際に誠に助けられ、その人柄に触れて入学後によく話しかけるようになる。その時には既に誠は他人を退ける性格になっていたが、めげずに彼の事を理解しようとする。しかし、誠のある一言で、誠が自分を根っから鬱陶しいと思っていると誤解し、今までと一転して彼を避けるようになった。

その後、小麦の後押しもあって誠と話し合う事を決意した時、彼からも歩み寄りがあり無事に和解し、友人となった。

家庭環境に問題があるらしく、現在は誠と亜衣の住む同じマンションに一人暮らしをしている。


姫野 小麦(ひめの こむぎ)

誠のクラスメート。

幼少期から対人関係に不得手で友達が作れず、高校入学を機に自分を変えようとするも友達作りに出遅れていた。高校でもしばらくは一人だったが、くすねに声をかけてもらったことで親しくなり、彼女の明るさを尊敬している。また、くすねが気にかけている誠のことを(一方的に)ライバル視している。

行動が空回りしやすく、それを度々日向にからかわれていている。

ちなみに髪型はくすねを模した三つ編み。しかし日向に諭され、後にやめた。


黒須 日向(くろす ひなた)

誠のクラスメート。

何かと人を食ったような態度をとり、誠や小麦を度々からかっている。基本的にいつも笑顔で、相手を小馬鹿にしているような発言が多いが、時折真顔で図星をつくこともある。また、あまり自分のことは言わない。

誠とくすねの関係を楽しんでいる反面、くすねの事は内心相当嫌っており、小麦にはそれを漏らした事もある。くすね自身にも勘づかれており一度問い詰められたが、上手くかわした。理由はまだ未解明だが、過去の自分の経験と何か関係がある模様。

小麦には何かとちょっかいを出す。しかし、同時に気にかけている相手でもあり、小麦がくすねに執着している様に対して「容姿で水野をまねしても本人には絶対になれない」と一蹴した上で「素の小麦の方が遙かに魅力がある」とも伝えた。


4人の家族・親族

櫻井 亜衣(さくらい あい)

誠の姉で、美容専門学校の2年生。

進学を機に親元を離れ一人暮らしを始めていた。誠が中学校でいじめに遭い、高校は離れたところに行くことを受けて自分の元で引き取る事を決めた。弟思いの姉である。

くすねの事を全面的に信頼していて、誠の過去を話した上で、彼と仲良くして欲しいと伝えた。また、くすねが何か大きな傷を抱えていることにも気づいている。

カットウィッグの「キャサリン」が相棒。(作中で表情が毎回変わることから通称は「生首」。)


誠の母

本名は不明。直接登場はしていないが、誠のことを気にかけている。


くすねの家族

本名は不明。今のところ写真のみの登場である。


その他の人物

灰谷(はいたに)

誠の中学時代の同級生。いわゆるガリ勉タイプで村崎らに目をつけられいじめに遭っていた。

誠に助けられたことでターゲットから解放されるが、その直後に村崎が「次は誠の番だ」と言っているのを聞き、自分の立場を守る一心で誠を裏切り、誠へのいじめに加担する。


村崎(むらさき)

誠の小学校から中学校時代の親友。

誠の元「親友」と評されているが、実際には誠のことを自分より下の存在としか思っていなかったようで、受験勉強をする誠を遮ったりしていた。

灰谷をいじめており誠にも同調を(半ば脅迫的に)求めたが、彼が拒否したため激昂し、友人達を率いて誠を孤立させた。さらに、聞こえよがしに灰谷を煽り、灰谷が誠をいじめるようにも仕向けた張本人である。

成績は優秀。多数の友人を引き連れており、無関係のクラスメートもいじめに加担していたことから、クラスの中でもかなり立場が強い人物であったことが覗える。


打ち切り

概要欄で示したとおり、全28回という短期での打ち切り作品となった。

作者のあさだ氏は2017年7月18日に、それまで「チャレンジ作品」枠で発表してきた3作品全てを「運営方針の違い」から削除しており、その矢先の告知となった。

更に、作者twitterによると27話の作者コメントにあった打ち切り告知は編集部に勝手に書かれたとの事であり、編集部との対立が覗える。


また、完結後にあさだ氏のtwitterで発表された声明によると、連載開始時から編集部からの過剰な干渉があり、タイトルを同意無しで変更された、プロットやキャラクターデザインを根本から変えるように指示された、などとの事である。

もっとも編集者は作家に対し話のてこ入れを行う立場であるが、comicoは作家に対するパワハラ案件が頻繁に発生しており、今回の件もその氷山の一角とされる。

騒動について詳しくはこちら


Comico移籍後の経緯

あさだ氏はこれを機にcomicoとは決別し、コミージョ!に移籍。陽だまりのありかは版権が戻り次第(2018年3月以降)別所で描き直し、続きも発表する、と発表していた。

しかしながら、*コミージョは運営がままならない組織であり*、作者らは短期間で余所へ移動することを余儀なくされる。


2018年3月16日に、「ぽかぽかぽっけ」という題名でリメイク版として連載再開することが正式に発表された。これを記念して作者が以前制作したPVアニメーションも公開されている。

漫画本編の公開時期はまだ公開されていない。


作品再開の告知

2019年11月5日に、オフラインのイベントにて連載再開することが正式に発表された。


関連項目

comico いじめ

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