1,伝説のクソゲー、およびそれに登場する3兄弟のこと。
2,グインさんのこと。
3,チーターっぽい獣人に付けられるタグ。
ここでは1のチーターマンについてを説明する。
概要
「Active Enterprises(アクティブエンタープライゼス)」が発売した横スクロールのアクションゲームシリーズ。
実際は「CHEETAHMEN(チーターメン)」と書かれているが、日本では一般的に「チーターマン」としての知名度が高い為、こちらでは「チーターマン」として呼ぶ。
チーターマンのソフト
・Action52(このゲームの中にチーターマンが入っている)
・Action52(北米版メガドライブ版)
・CheetahmenII
歴史
・1989年 アメリカの Vince PerriとRaul Gomilaは フロリダ州の東にあるバハマという島で、 Active Enterprisesという会社を設立し(ただし、実際の事業所はフロリダ州オーランドに置かれた)、ゲームを作り始める。
・1991年 Active Enterprises は『Action52』を制作し、NES用ソフトとして任天堂に無許可で200ドルで発売した(当時の日本円で26000円(!!))。
Action52は52個のミニゲーム集が入ったゲームだが、どのミニゲームも超低クオリティであり、売り上げは全くと言ってもいいほど伸びず、会社は倒産寸前になる。
・1992年 彼らは諦めずに『チーターマンII』をNESソフトとして開発。
・1993年 ジェネシス(メガドライブ)用のソフトとして『Action 52』を製作し、セガに無許可で販売する。
NES版より進化しているが、やはり超低クオリティなので売り上げは伸びなかった。
・1994年 Active Enterprises社は「Action Game Master」という3.2インチの液晶を搭載し、外部アダプタを介してファミコン、スーパーファミコン、メガドライブ、CD-ROMドライブと接続できる非現実的な製品仕様である携帯ゲーム機の構想を発表する(勿論任天堂やセガの了承を得ていない)。
その後、製品化されていた未発売の『チーターマンII』の在庫を1,500本抱えたままActive Enterprises社は倒産。結局、Active Enterprises社がリリースを予告したSNES版『Action52』やチーターマンのフィギュア、Action Game Masterが姿を現すことはなかった。
・1996年 Sean Rocheという人物が旧Active Enterprisesの倉庫跡地に放置されていたチーターマン2のカートリッジを1500本発掘。ニュースグループにて、『チーターマンII』を買い取ってくれる人を求める記事を投稿する。
・1997年 Sean Roche から1本につき1ドルでカートリッジを買い取った Adam という人物により、『チーターマンII』が非公式に発売される。このソフトはコレクターたちによって貴重なものとして扱われた。
・2007年 チーターマンIIのプレイ動画が日本の動画投稿サイト「ニコニコ動画」に投稿されたことにより突如人気を見せ、ニュースサイトでも取り上げられた。
(一部、ウィキペディアより引用)
Action52の特徴(というか問題点)
・一部のカードリッジ1時間ほど遊んでいると過熱してプラスチックがこげたような臭いを出す。
・収録作品はACT01「FIRE BREATHER」からACT52「CHEETAHMEN」までの52本。
・どのゲームも前に言ったとおり、グラフィック、BGM、ゲーム性が超低クオリティである(一部の人からは何故か、「BGMだけは良い」と言われている)
・アクション系なのに、ジャンプがB、攻撃がAという謎使用。
・シューティングゲームがやたらと多い。そのため、「Shooting52に改名したらどうだ?」等のコメントを出す者まで現れる始末。
・ほとんどのアクション系のゲームでは高所から飛び降りると落ちきらず空中で突然死する。
チーターマンIIの特徴(というか問題点)
・なんの変哲もない場所でステージクリア。
・効果音がなるとBGMが途切れる。
・ヘラクレスとアリエスは、ジャンプ中に攻撃を出すことによって空中移動が出来てしまう。
・4面ボス「エイプマン」(通称「勿」)は、左に進んで行き、最終的には画面から消える(倒したとしても、プログラムミスで進めない)
・ジャンプ音が独特の音「ビィン」
チーターマンIIの評価点
・BGMのクオリティが高い(というより唯一まともなクオリティ)