概要
リオネス王国一の魔術師で暴食の罪マーリンの直弟子。普段は手と手を合わせた仮面をかぶっている。素顔はあまり美人ではない。ギルサンダーに対しては仕事以上に執着(所謂ストーカー)しており、ザラトラス殺害を知ってしまった二人に対して自ら作った合成獣で監視・手中に収めていた。プライドが非常に高く、怒りに任せて我を忘れる性格の持ち主。
ヘンドリクセンの敗北後、自身も王国を追放されていたが、それでもギルサンダーへの執着は消えず、ギルサンダーを追ってバイゼル大喧嘩祭りに美青年の魔術師ギルフロストとして参加する。メリオダス敗北後の〈十戒〉>十戒(七つの大罪)との戦闘時にギルサンダーを女神族の建造物へ連れ去ってしまう。マーリンにかけられた戒めにより、全身に痣が広がっていきながらも尚もギルサンダーに迫ったが、マーガレットの体を乗っ取ったリュドシエル>リュドシエル(七つの大罪)に首を刺され倒れた。
魔力「吸収(サック)」
「瞬間移動」
自身や周囲の人間を任意の場所へ瞬間的に移動させる魔術。マーリンより遅い。
「完全なる立方体(パーフェクト・キューブ)」
術者が認めた者以外の侵入を拒み、いかなる攻撃も跳ね返す立方体の結界を張る魔術。魔界由来の術。
「凍結棺(フリーズ・コフィン)」
相手を凍結させる魔術。
「曲がる空間(ベンド・ルーム)」
魔力による攻撃を捻じ曲げ、操作する魔術。
「魔力増強(パワーアンプリファイ)」
他者の魔力や魔術による攻撃を強化する補助魔術。
「破壊の四大元素(デストロイ・フォー・エレメンツ)」
「火」「水」「土」「風」の4つの属性のエネルギーを融合し放つ魔術。
余談*
ビビアン自身は師のマーリンに対して、「あの女」アニオリでは「あんたは悪魔」と暴言を吐いていたことから、師弟仲に関してはアーサーの時と違い、あまり良好ではなかった模様。