概要
兄弟車にモタード仕様のDトラッカー125がある。
生産はタイで行われた。
エンジンは兄貴分であるKLX250が「戦う4スト」と称された水冷DOHCなのに対し、こちらはマイルドな空冷SOHC。
車体はフルサイズのオフロードバイクより一回りほど小さく、KLX250とKSR110の中間といった感じ。
実際、国内ではKSR110の後継というポジションであった。
最高出力は10.2馬力、ミッションは5速と決してハイスペックではないが、国内において唯一の125ccのオフロードバイクであり、経済性の高さから主に街乗りユーザーに重宝された。
2016年モデルを最後に生産終了。
後継機種は同年に発売されたZ125PROで、実質的にKSR110時代のコンセプトに回帰した格好となった。