立花宗茂(戦国BASARA)
たちばなむねしげ
『手前が父から譲り受けたのは、この雷切と君主に尽くす武士の魂のみ!』
概要
大友宗麟の家臣。島津義弘、本多忠勝と並び称されるほどの豪傑であり、「西の宗茂」の異名を持つ。
武勇、人格ともに優れた武将だが、ザビー教に心酔する主君・宗麟に振り回されている。
「雷切」という二対のチェーンソー状の刀を所持している。NPCだが、本多忠勝と並び恐ろしく強く、逃げるように指示が出る。
戦闘・逃亡が長引くと心の声で呟きはじめ、「わしの馬鹿馬鹿」などと言い出す厳つい見た目とギャップのあるキャラクター。そんな彼にファンがつけたあだ名が「ツイッター立花」。
因みに心の声の内容は大半が愚痴で、宗麟や奥に関することが多い。
奥州特攻目安箱の特攻名夢(ぶっこみネーム)は「関白宣言(かんぱくせんげん)」。
戦国BASARA3宴
「戦国BASARA3 宴」にてプレイヤーキャラに昇格する。
宗麟の我が儘を情けないと思い、国主としてしっかりしてもらうために愛のビンタをかます…が、それが仇となって宗麟に島流しを言い渡される。
彼のストーリーは島流し中に書いた奥宛ての手紙を読むところから始まる。
容姿・性格
かなり大柄で本多忠勝と並ぶくらいでかい。鎧兜はおおむね史実に基づいてる。
髭面の強面ながら、性格は温厚で篤実、非常に強い忠義心を持つため、ぶっ飛んだ性格の多いBASARAキャラの中でも、数少ない常識人枠の一人を担っている。だが、言いたい事が言えず、主人との間に強い信頼関係を持ち、状況によって手を出してでも彼らを制止して咎める事が出来る勇気を持っている片倉小十郎や猿飛佐助に比べて「情けない」と評されたり、「武将としては一流だが、家臣としては今ひとつ」等と手厳しい意見も存在する。
上述にもあるとおり、一度は彼も暴走する主君を諌めようと手を上げてみた事もあったが、その時は逆に怒りを買ってしまい島流しにされるなど、結局功を奏する事はなかった。
公然での一人称は「手前」「自分」だが、心中(ツィート)では「儂」。
かなり硬派で武士然とした印象の人物だが、武士をやっていることに内心で嫌気がさしていたり、趣味が読書だったり、かかあ天下で尻に敷かれていたり、愚痴っぽかったり、晩年に犬を飼いたいと思ったり、遠征先の名産品に感激したりと、どこか哀愁漂う企業戦士といった印象が付いて回るかなりお茶目な仁でもある。
主君である宗麟には、武士としての忠義心と同時に、幼少から世話をしたからなのか、息子や甥っ子を見るような保護者としての感覚も見受けられる。おかんというよりは、感覚的にはおとんに近いか。
また、4にて新しく登場したマリアからは素を見抜かれており、「あなたみたいに優柔不断でムカつく顔は初めて見るわ」と言われたり、更には「黙れ下郎!」と罵倒されながら飛び蹴りを食らうなど、かなり酷い扱いを受ける。
戦闘スタイル
父から譲り受けた二振りの雷切で豪快に叩き斬る。また固有技で全身に雷を纏わせたり。突進攻撃をしたりする。とにかく攻撃力が高く油断をするとすごい勢いで追い込まれる。
プレイヤーキャラとして使用する際にも(バランス調整で多少の弱体化はしているものの)その強さは体力・攻撃力・防御力のパラメーターに反映されており、ホンダムや島津同様高水準になっている。
また、一部固有奥義やバサラ技も範囲が広く、扱いによっては単体でも複数でも相手に出来る。
ただし、ザビー教恒例のコンポを繋げるには多少の慣れが必要なキャラクターの一人でもある。しかしヒット数そのものはボタン長押しにより派生する技「千切」のお陰で他に比べれば稼ぎ易い。