パラドクス(モンスト)
ぱらどくす
「見よ、これが"真実"か?世界は"矛盾"に満ちている!」
概要
パラドクスとはとはモンスターストライクの現状最高難易度「轟絶」のモンスターにして、轟絶2周目「異形なる思想」シリーズの水属性。
一見妥当に見える前提と理論であるが、結果として受け入れがたい結論、「矛盾」や「逆説」を意味するパラドクスの名を持つモンスターであり、モンスト通算7体目の轟絶クエスト「是なる逆説」のボスモンスターとして登場する(メイン画像左の大男)。
1週目のモンスターと同じく異形の者であり、獣神化前は杖を持った高僧にしか見えないが体にひびが入っており、獣神化後になると一変、パラドクス本体の左半身が砕け、中からパラドクスとは別の何かが突き破って露になっているという異形の姿をしている。
イラストでは獣神化前は前述の通り杖を持った高僧であり、片足を立てたまま胡坐をかいて、杖とそれを持っている手からは水が溢れている。頭から伸びている布で自身の体を包み込んでおり、その隙間からは青紫色の痛々しいひびが入っている。
獣神化後も前述の通りパラドクス本体の左半身が砕け、中から紫色の人のような姿をした者が突き破ってその姿が露となる。そしてその中から出てきた者によって杖から溢れる水から無限回廊が展開されているのが描かれている。砕けた体の内部にはビスマス結晶や無限回廊と思しき物が存在する。
ただ、モラルと同じく1周目である「異形なる感情」シリーズの轟絶モンスターが人の原形をも留めてない程の異形であるのに対し、パラドクスは確かに異形ではあるがまだ人の形を保っている姿をしている。
イラストや見た目通りモチーフは高僧と思われる。
後に公式の動画から轟絶2周目の「異形なる思想」の共通モチーフが「花」と判明し、同時にパラドクスはアロエがモチーフであったことも判明した(イラストから見ると杖の頭の部分がアロエをモチーフにしている)。
降臨
かつて轟絶1周目である「異形なる感情」シリーズには「轟絶・極」と「轟絶・究極」の2つのクエストがあったのだが、2周目「異形なる思想」シリーズから「轟絶・極」がなくなり「轟絶・究極」のみとなった。
ただし轟絶2週目からは「属性効果超アップ」となり、1週目以上に他属性のモンスターを連れていくことが出来ない、つまるところ編成には必ず有利属性であることが前提となる。
更にパラドクスのクエストでは新しいギミックである「キューブ」も初登場した。これは動かす味方以外の味方が常にキューブ状態となる。キューブの状態の味方は、他の味方がふれても動かず、また通り抜けることも出来ない。ただし、友情やアビリティは通常通り発動するのでこのキューブを利用し、味方をうまく配置するようにしなくてはならず、味方の配置次第では戦況を有利に進めることも、逆に不利にすることも出来る。
初降臨は2019年7月13日。
クエスト内容
「轟絶・究極」の出現するギミックは地雷とウィンド。減速移動床に加えて撃種変化パネル。
そして新ギミックである「キューブ」が出現する。
地雷は一個130,000ダメージ以上と即死であり、大量に展開されるため対策必須。8ターンに起爆する為、飛行持ちだけ固めるのではなくマインスイーパー持ちを複数固めなくてはならない。ウィンドも減速移動床に引き寄せたり、配置を狂わせてくる上に後述する第1ステージでは(順番にもよるが)対策してないキャラが1体でもいると画面下に向けて1体につき50,000ダメージのレーザーが放たれる、しかも3ターン目以降は毎ターン放たれてくるのでどちらも対策必須。
大抵の敵が内部弱点なのでパーティーは全員貫通がよいが、反射を一体程なら連れていってもいいだろう。
更にこのクエストでは移動床が登場する。これがとても厄介なのだが、一方でうまく使うことができればダメージを稼ぐ手だてになる。
このクエストに出てくるダスティルは、即死級の電撃(約8万ダメージ)までのターンが短い(3~5ターン程)ので注意。また、ボスもダスティルを呼び出す。なお、このダスティルにはギミック発動に干渉するものと干渉しないものがある。他に、ミケランジェロは睡眠メテオを打ってくる。
ステージの攻略は反射と貫通を使い分けていくものとなっている。弱点倍率上昇(クロスドクロで発動)もあるので、キューブ状態と組み合わせるとダメージを伸ばせる。地味に友情コンボでのダメージが(微々たるものだか)入る事も覚えておくといいだろう。
また、このクエストでは一切蘇生をする敵が登場しない。
性能
逆理を抱えし者 パラドクス(獣神化)
種族 | 幻妖 | ||
---|---|---|---|
撃種 | 反射 | ||
戦型 | バランス | ||
ステータス | HP | 攻撃力 | スピード |
極 | 19188 | 15212 | 232.23 |
タス最大値 | +4900 | +7425 | +118.15 |
タス後限界値 | 24088 | 22637 | 350.38 |
アビリティ | マインスイーパーM/アンチブロック | アンチ魔法陣(ゲージ) | |
---|---|---|---|
ストライクショット | 醜くも美しき自我に依る逆説的幸福 (ターン12+8) | スピードとパワーがアップ&敵にふれる度に溜めたパワーを放出する | |
友情コンボ | 超爆発【無属性】 | 自分を中心に無属性の超爆発攻撃 | 最大威力7499 |
サブ友情コンボ | ウォールスルーバレット【水属性】 | 壁をすり抜ける貫通属性弾をふれたキャラの進行方向に発射 | 最大威力35875 |
ラックスキル | シールド | 発動ターンは敵から受ける、ほぼすべての攻撃が1ダメージになる。 |
例に漏れず轟絶のみ登場している種族、幻妖のモンスター。この種族は他のクエストで出現する敵からのキラーが存在しないので敵のキラーを恐れることなく連れていきやすい。
バランス型らしく全てのステータスが総じて高めであり、そして獣神化なのでわくわくの実を2つ(英雄の書を用いると3つ)付けることが出来るのでその分大幅にステータスを強化可能と考えると非常に高水準に留まっている。
地雷、ブロックに魔法陣と3つのギミックに対応出来る高いギミック対応力と優秀なアビリティを持っているので高難易度クエストにも多くの適正を持つ為活躍できるクエストが非常に多い。特に禁忌の獄の一ノ獄や、モンスト全体でも屈指の難易度を誇る真・アマテラスの超究極クエストに関しては出現する全てのギミックに完全に対応している為、これらの高難易度クエストでこのキャラにお世話になったストライカーも多いことだろう。
新友情コンボのウォールスルーバレットを持つ。ウォールスルーバレットはふれた味方の進行方向に放たれ、壁を6回すり抜けると消える。ウォールスルーバレットの判定は小さいが、その分威力が高く、弱点に1回当たるだけで18万ダメージを与えることが可能の為使いこなすのは非常に難しいが、敵全体にダメージを与えられることも出来れば、ボス単体にも火力を出すことも出来る。
もう一つの友情コンボである超爆発も火力自体は低いが友情コンボの誘発することが出来るので優秀。
そしてSSは、スピードとパワーがアップ&敵にふれる度に溜めたパワーを放出するというもの。動き出す瞬間にパワーを溜め、敵に触れるとそのパワーを放出するもので、敵にふれる度に攻撃力が0.85倍に下がっていくが、元々の強化倍率が2段階目で3倍と非常に高く、最初の攻撃が一番火力が出るので他の自強化ssと比べても最初の一撃で多くのダメージを出すことが出来る。パワーアップウォール等1回の攻撃が重要な場面では特に活躍する。
ラックスキルは「シールド」。発動すれば敵から受ける、ほぼすべての攻撃が1ダメージになるというもの。これにより確率ではあるが被ダメを大幅に軽減できるようになった。
獣神化素材
獣神竜【蒼】8体
※獣竜玉使用不可
※パラドクスのラックが10以上でないと獣神化不可