幕間の物語
まくあいのものがたり
概要
ゲーム『Fate/GrandOrder』に登場するサーヴァント達をより深く掘り下げたキャラクター別クエストを指す。
バトルイベントのみの強化クエストと同じく、クリアすると各キャラクターのスキルおよび宝具強化やアップが出来たり、聖晶石が獲得出来たりする。
この物語は登場するサーヴァント達全員にある訳ではなく、大型イベントと前後して定期的に開催される《幕間の物語キャンペーン》にて解放、プレイが可能となる。
また、初回幕間クエストをクリアすると、必ずキャラクターの絆レベル以降のマテリアルが解放されるのも特徴。
内容
キャラクタークエストの通り、大まかには各サーヴァント達の性格や心情、カルデアでの日常風景の一コマ、イベントのアフターストーリーなどを綴ったシナリオとなっているのが特徴。
原典はもちろんのこと、Fateシリーズ全作を知っているマスターから見ればちょっぴりニヤッとする組み合わせや、意外なキャラクターとの絡みなどを見ることが出来る。
ただし、シナリオライターによっては今後の展開やイベントに関わる重要なフレーズやキャラクターがフラグとして登場する事もあるため、侮ってはいけない。
上述通りサブエピソードとしてのみならず、強化クエストを兼ねたものも多い (むしろ最初期は強化クエストそのものがなかったのでキャラクター強化の意義が併存していた) ため、解放され次第とりあえず挑戦することが推奨される。
強化のないエピソードのみクエストでもクリア時に聖晶石が報酬として獲得できるので、召喚用リソース等の貯蓄としても機能する面がある。
2019年以降、マスターミッションのエクストラ枠に「幕間の物語のクリア数」が登場。10クエスト毎に聖晶石10個を獲得できる。
難易度
クエストによってまちまちだが、概ね「やや難しい」ものが多い。
特に1周年以降に実装されたクエストは、マスターとサーヴァントにある程度の習熟を要求ものが大数を占める。
時に熟練マスターさえ手を焼く高難易度級のキラークエストが潜んでいる場合がある。
特に有名なのが最初期から存在するシュヴァリエ・デオンの幕間で、単なるエピソードクエストにもかかわらずHP92万強の殺クラスゴーストが大詰めに控えており、チャージ攻撃やNPダウンの連発できりきり舞いにさせられ撤退を余儀なくされるマスターも多い。
なお初期は推奨Lv20という明らかな水準詐称だったため、現在は推奨Lv80と大幅に引き上げられている。
そうかと思えばギャグとしか言いようのないものも存在し、一例として虞美人の幕間では再び彼女との対決となるのだが、その戦闘ギミックがぐだぐだの極みと言い得るトンチキぶりでもはや笑うしかない。
2018年以降はより凝ったギミックが搭載されたクエストも増え、2019年以降は手持ちの対象サーヴァントの編成が必須というパターンが登場し、普段どれだけ彼らを使いこなせているかが問われるようなものもある。