アンヌ王妃
あんぬおうひ
概要
『アニメ三銃士』の登場人物。
CV:岡本茉利
スペイン王国、スペイン・ハプスブルク朝の王女。ルイ13世の王妃であり、コンスタンスが仕える女性。気品ある淑やかな性格。コンスタンスをスパイだと疑ってしまったときは、「お前を疑ってすまなかった、許しておくれ」と謝るなど、自らの過ちを認める潔さを見せている。舞踏会が大好き。
重税に反対するなど、リシュリュー枢機卿とは政治的な面で対立しているなど、政治家としての一面も見せている。実際のアンヌ王妃も、息子(ルイ14世)の摂政を務めるなど、聡明で賢い女性だった。
過去の恋人であるバッキンガムに言い寄られ、ルイ13世から贈られたダイヤの首飾りを自分の思い出の品代わりに渡してしまったことから、ダルタニャンが返還を求めてイギリスへ極秘に渡る羽目に陥る。しかし、その一件により彼女の口ぞえで銃士隊への入隊が認められた。
王妃という立場上、普段は守られたり、尽くされたりする場面が多いが、疑いをかけらえて捕まったコンスタンスの父ボナシューを、言葉巧みにルイ13世を説得して解放させるなど、活躍を見せている。
鉄仮面編では、鉄仮面たちの陰謀で修道院に入れられたりするが、鉄仮面一味から助けられたボナシューが体力回復するまでの間、修道院の自分の部屋に匿ったりするなど、度量の大きい人物。
首飾りの件で疑いをかけられたりもしたが、夫ルイ13世とは仲が良く、鉄仮面をつけられたルイ13世が歩くのを見て「あの歩き方は陛下そっくりだわ」と鉄仮面の正体がルイ13世だと察するなど、夫への愛情を感じさせられる場面があった。ルイ13世も「(逃げたミレディとマンソンを追うよりも)アンヌを助けるのが先だ」と言うなど、妻への愛を見せていた。