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概要

通常の聖杯戦争では呼び出される事の無いエクストラクラスの1つ。初登場は『Fate/strangeFake』小説版第3巻。

シグマによって召喚されたイレギュラーなサーヴァント

魔力を消費せず、姿も現さない謎の英霊と、この英霊の影法師として顕現する複数の男女。

コミカライズ版で明らかにされたその姿は、一言で言えば空に溶け込み剣を咥えた巨大な鯨と形容すべき巨体のサーヴァントで、神獣と言われても遜色のない姿をしている。

「スノーフィールドの聖杯戦争」における「真ランサー」の代理。

本人によると本来はゲートキーパーなるクラスで召喚される存在らしい。

作者の成田良悟氏曰く、『真名は●●●・●●●●』。また、元々はシールダーのクラスとして登場させる予定だったとのこと。

能力

マスター筋力耐久敏捷魔力幸運宝具
シグマ-EX-EX-EX

スキル

陣地蹂躙(B)クラススキル、詳細不明
対魔力(EX)クラススキル、詳細不明
番人(B)ウォッチャーとしての、マスターに対する特殊な契約形態を表したスキル。この英霊の場合は「影法師」を通じてマスターと交流する。
■■■の試練(B)とある対人類スキルが変化したもの。母胎から生まれし生命に対し、幸運値を変動させて試練を与える事ができるが、運命を操作できるほど万能ではない上に、主にそれは自らと契約したマスターに対して向けられるものである。マスターは高確率で死ぬ。
万象俯瞰(B)自らが召喚された一定領域で起こっていることを把握するスキル。Bランクでは視覚と聴覚、魔力感知で観測されることに限る。
異相の住人(A)特定の状況を除き不滅である事を示す能力。現在の世界の在り方と矛盾する為に他のサーヴァントのように肉体を持つ形では決して権限できない。逆に言うと条件が揃って滅する瞬間のみ。0.00001秒に満たぬ時間、肉体の一部だけを顕現させることができる。

宝具

6巻時点では不明

影法師

シグマの周囲に現れるウォッチャーの影法師。

召喚されたのはあくまでウォッチャーであり、影法師である彼らは英霊ではなく、宝具も持たないようである。

機械仕掛けの翼を装着した少年曰く、脱獄囚のようなものらしい。

以下、作中に登場した影法師の面々

船長を名乗る義足の老人

最初にシグマの前に姿を現した白い義足の初老の男性。顔から襟の下まで縦に大きな疵痕を持つ。

船長と呼べというものの、本人曰く正しく英霊として召喚された場合、騎兵ではなく、復讐を礎とするクラスで喚ばれるらしく、神に対する復讐者たる真アーチャーに自身と似た気配を感じ取っている。

機械仕掛けの翼を装着した少年

船長の次に姿を現した影法師のひとり。

不気味な骨組みの翼の所々に蝋と白い羽が空絡み付いている。

近代的な服装の船長に比べ、古い神話の時代の人物のような装束に身をつつんでいる。

蛇の杖を持つ子供

10代前半に見える少年。手に持つ杖には穏やかな顔の蛇が絡み付いている

子供の姿になっている理由は「メドゥーサの血を使った臨床試験」を自分の体でやった影響らしい。

その他

「兄ちゃん(シグマ)が可愛い女の子だったら頑張って英霊として顕現した」と言う好色な男性や、「刀どころか箸一つ持てぬ身」と日本人のように思える発言をする人物、女性のような口調で語る者もおり、複数の影法師の群れが現れては消えていく。

なお、シグマはファルデウスにサーヴァントの真名を尋ねられた時に、チャールズ・チャップリンであるとでまかせを答えている。

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