概要
ギリシャ神話に登場する、海を漂うたくさんの岩が航海の邪魔をするという海の難所である岩礁である。
その名はギリシャ語で漂うものを意味するプランクトス(planktos)から取られており、プランクトンとは語源を同じくする。
もし船がその海域に入ると、漂っている岩にぶつかって船が壊されてしまうために、航海の際はそのルートは避けられた。
しかしその海域にはセイレーンの住処があるために、歌声で魅了されて近寄ってしまい難破するものが絶えなかったといわれる。
また違うルートにはスキュラとカリュブディスがいるために、英雄でもいなければ人々は遠洋に出ることができなかった。