概要
CV:茅野愛衣
こくう、しんしんに登場するキーパーソンの一人。
一大組織であるマフィア"スーオファミリー"の長。
広大な人脈と多くの分野に関わっており、組織間の調停役なども務めることもある。
身長よりも長い黒髪をなびかせて、常に瞑目しているハーヴィンの女性。
黒いレオタードのようなコスチュームの上に、十天衆の衣装と似た白い装束を羽織っている。
メーテラらのように飛翔術を体得しているのか、常に浮遊している。
2月29日更新のレジェンドフェスで追加され、リミテッドシリーズとしての登場となった。
経歴
作中においては、マガザンの襲撃を退けたあとの星屑の街の管理者(いわゆるケツ持ち)として、ウーノがエッセルとカトルに対して推薦した人物。
見た目は若々しい女性に見えるものの、両親を喪った若かりしウーノを引き取って育てていたこともあり、十天の中では年長者であるウーノに対して「私から見たらまだまだ子供」と言ってのける。
それもそのはず、彼女は数百年前に終結した覇空戦争下から生きている超長寿の存在である。「こくう、しんしん」現在、封印されていたわけでもなく戦中から存命していると明言された空の民はレイのみ。判明している中での最長寿は212歳のマルキアレスだが、それを凌駕する程の時を生きていると思われる。
戦争中に多くの子どもたちを引き取り、教育などを施して送り出してきた。スーオファミリーが多数の工場や商会を傘下に持つのもこのためで、レイの娘や息子といえる存在が各地で活躍している。暴力を嫌うものの、それを抑制するためにも暴力が必要ということを否定せず、マフィアの大長老に収まっている。この思想は同じく彼女に育てられたウーノも継承し、彼が組織することになった十天衆の原型ともいえる。
性格
穏やかな性格。その素性のためかどんな相手に対しても「子供」として見ている風があり、大人ぶった背伸びなどを見透かして時に鋭い一言で相手を突き刺すこともある。
暴力根絶を目指しているもののリアリストなところもあり、星屑の街の子どもたちの処遇に対して、カトルとエッセルに現実を突きつけた。その上で二人の覚悟を試し、結果としてケツ持ちを承諾する度量の持ち主でもある。
能力
閉じている目を開眼すると、そこには白目が存在せず、多くの輝きを持つ星空のような瞳が姿を現す。
それによって多種多様な能力を扱うことができるようで、作中では若年とはいえ十天衆の一角であるカトルの肉体を自在に操りエッセルと戦わせる、十天衆総出で戦わなければ抑え込めないムゲンを眠らせるなど、非常に優れた魔力を持ち合わせていることが描写されている。
余談
中の人は、グラブルメインストーリーに登場する黄金の騎士も担当している。現状ではプレイアブル化していないが……。
そして、その黄金の騎士よりも早くプレイアブル化。イベント開催期間中の2月29日更新のレジェンドフェスでリミテッド実装された。