概要
厄祭戦時に使用されていた、72体のガンダム・フレーム採用モビルスーツの一機。
現存が確認されている26機の中には含まれておらず、厄祭戦時に失われたと思われている。
一方でギャラルホルンの保有するデータベースにはこの機体の固有周波数が記録されており、実戦に投入されていたことは確かだが、不自然なまでに史料が少なく本機の行方も当時のパイロットの詳細すらも不明。
背部に翼状のバインダーを装備し、その姿は悪魔というよりも天使を思わせるものとなっている。しかし腰部バインダーを含めた四本のサブアームを剥き出しにし、敵に向かうその姿はまさに悪魔に相応しい。
機体データ
形式番号 | ASW-G-35 |
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全高 | 18.7m |
本体重量 | 34.3t |
動力源 | エイハブ・リアクター×2 |
使用フレーム | ガンダム・フレーム |
武装 |
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武装
バスタードメイス/大太刀
マルコシアスの主力武装。モビルアーマーのナノラミネートアーマーを破壊するべく開発された武器で、本体よりも鞘に重量を持たせ、メイスとしても使用可能。
短剣
翼の先と、腰のバックパックの先端にある各バインダーに収納されている短剣。計4つが存在し、サブアームを剥き出しにした様はジョロウグモやタカアシガニを思わせる。
シールド
左腕に装備されている防御兵装。バインダー兼サブアームの展開を妨げないよう小型のものが採用されている。
ナックルガード/クロー
両腕部に装着されている装甲。使用時に装甲がせり出し、反転させてクローに変えることもできる。
レールガン
両腰部バインダー内に搭載された本機唯一の射撃兵装。
余談
フレームを初めとした装甲の色や武装コンセプトの類似、モニターに浮かんだ魔法陣がマルコシアスのものである事から、ガンダム・端白星の厄災戦当時の姿である可能性が高い。
実はソロモン72柱のマルコシアスも元天使であり、そのためかカラーリングをはじめ、一部パーツがハシュマルのものとよく似ている。
バレンタインデーの日に公式ツイッターに上げられたラフ画はマルコシアスのものである。