概要
初出はTC4巻収録「メロディーガス」
外見はサツマイモと同じだが、これを一口食べると口をふさいだ状態で歌を歌うことができる。
その歌声たるや、ドラえもんが食べたところ、いつものドラえもんのガラガラ声ではなく、そよ風のようなさわやかな歌声とのび太が評するほど美しい。
ただし歌声は尻から出る。
サツマイモの形をしていることからお察しかもしれないが、歌声の正体はこれを食べたことで発される放屁「メロディーガス」であり、人前で屁を放つことになる。
加えてちょうどいい量はほんの一口であり、たくさん食べたら音楽どころかガス爆発を起こしてしまう。
さらに食べ過ぎるとなぜか歌っている歌詞まで変わってしまう。劇中、かくし芸大会の出し物をするために食べ過ぎたのび太は暴発しないようガスを絞ることになったのだが、曲目である「はとぽっぽ」の歌詞が
- プップップ、ハトブッブ
- イモガホシイカ→しずか「ヘ長調ね」(誰がうまいことを言えと)
- ソラ……ブボッ……ヤルゾ……ビビッビビッ→スネ夫「やけに雑音が入るな」
- ミンナデナカヨクカギニコイ
最後まで歌い切ったところでついに限界を迎え、逃走を図るのび太はとびかかってきたジャイアンに押しつぶされそうになるもその直後に爆発。参加者全員を吹き飛ばし、メロディーガスで宙を舞うことになった。
TC32巻「スネ夫のお尻が行方不明」でもなくなったスネ夫の尻部分を探すためにスネ夫がこれを食べてメロディーガスを放つことで発見したが、なぜかその時も「ハトブッブ」だった。