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音楽イモ

おんがくいも

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。

概要編集

藤子・F・不二雄原作の漫画・アニメ作品『ドラえもん』に登場するひみつ道具の一つ。初登場エピソードはTC4巻収録「メロディーガス」。

外観はサツマイモだが、これを食べると口を塞いだ状態で歌を歌うことが出来る。また、その歌声はたとえ音痴な人間だったとしても綺麗な美声になる。

実際に上記の初登場エピソードでは、ドラえもんが音楽イモを食べた際、彼の歌声を聞いたのび太は「いつものドラ声じゃない。そよ風みたいに爽やかな声だ」と言っている(ちなみにドラえもんや下記ののび太が歌った曲は童謡『はとぽっぽ』)。


この説明だけを読めば便利な道具だと思うかもしれない。しかし勘の良い人間なら既に気付いているだろうが、歌声は尻から出る

歌声の正体は「メロディーガス」であり、この芋を食べてから10分経過するとガスが溜まり、尻から歌声が響き渡る仕組みなのだ。すなわち人前でおならをすることになる

また、ドラえもん曰く一口かじればOKであり、あまりに沢山食べてしまうと、歌声どころかガス爆発を起こしてしまう


上記の初登場エピソードにおいて、のび太は隠し芸大会の出し物をする為に音楽イモを食べたのだが、ドラえもんが説明を忘れていた為にのび太は芋を全部食べてしまう。ドラえもんは「ガスが暴発しないよう少しずつ絞って出す」作戦を思いつき、のび太はその作戦で隠し芸をすることになったのだが、ドラえもんが奏でた綺麗な歌声とは違い下品な雑音が入ってしまいしずかも「何か臭わない?」と言い出す始末。


最終的にのび太はガスを抑えられなくなってしまう。慌てて逃げ出したドラえもんとのび太だが、ジャイアンが彼らを逃がすまいと飛び掛かり、のび太を押し潰そうとする。しかしそこでガス爆発を起こし、ジャイアンやスネ夫、しずかといった参加者全員を吹き飛ばし、のび太はそのままメロディーガスで空を飛び続ける羽目になってしまった。


また、TC32巻収録「スネ夫のおしりがゆくえ不明」にてまさかの再登場を果たす。作中では「だるまおとしハンマー」によってスネ夫の尻部分が無くなってしまい、ドラえもんは彼の尻を探す為にこの道具を取り出した。

スネ夫がこの芋を食べてメロディーガスを出したことで尻部分は無事に見つかったのだが、やはりメロディーガスが発生し続けてしまい、ドラえもん達から「ガスが治まるまで近寄るな!」と言われてしまった。


関連項目編集

ドラえもん ひみつ道具

 おなら

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