「革命戦争の始まりだ…」
プロフィール
誕生日 | 12月25日 |
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年齢 | 23歳 |
身長 | 176cm |
体重 | 65kg |
血液型 | AB型 |
視力 | 両目とも4.5 |
足の大きさ | 26.5cm |
趣味 | 鏡を見ること |
好きなもの | 有能な人間(特にトレイン=ハートネット)、自分 |
嫌いなもの | 無能な人間、キレイごとを並べる人間 |
CV | 三木眞一郎 |
概要
BLACKCATに登場するテロ組織『星の使徒』のリーダー。
ナルシストで自分が世界で一番優れているという考えをもつ。
しかし口だけではなく、それに見合ったカリスマ性を持ち合わせている。
自分に従うことこそが正しく、自分に反発する人間は無能と考えている。
秘密組織クロノスの元・抹殺者でトレインと少しだけコンビを組んでいた。
それだけのはずなのだが……トレインに惚れ込みヤンデレ的に執着している。アニメでは特に誇張されてる。公式から「トレインラブ」呼ばわりされてるくらいである。
「あの美しいトレインの顔に傷をつけたんだからねぇ…!!」(トレインを攻撃したモブに対する台詞)
「今僕とトレインは結ばれようとしているんだ…!」
「僕の頭を狙って撃つんだ…どんな弾でも僕は受け入れてみせるよ…!そして受け入れた時、君と僕は結ばれるってワケさあぁぁ…!!」(自分を抹殺しに来たトレインに対する台詞)
サヤ=ミナツキを殺害した理由が「トレインを変えてしまったから」だったりする他、作中で激怒しているシーンはだいたいトレイン絡みである。
作中では彼の現相棒であるスヴェン=ボルフィードにも牙を向けたことがありその際トレインから「いちいち他人を巻き込むテメーのやり方は気に食わない」と吐き捨てられていた(ただ、クリード自身、親などからまともな愛情を注がれず、特にこれといった友人が出来るでもない荒んだ10代を過ごしていた事などが後々になって判明したため、上手く感情表現するのが苦手と取れる節がある。また、経緯はどうあれ両親の愛情を受けようがない状況になったという共通点も見られる)。
逆にトレイン以外の人間に対して心を開いているシーンは少ない。
シキら、何人かの星の使徒メンバーとはそれなりの信頼関係があるが、逆に言えば信頼関係としか呼べない薄い繋がりである。
実際、道術から科学の力を頼りだした際には、道術の力を誇りに思っていたシキからは内心で軽蔑され始め最終的には「今更奴を庇い立てする気も起きない」と吐き捨てられている。
また、エキドナ=パラスには敬愛を超えた感情を持たれているが、彼からは単なる部下としか見られていなかった。
能力『SWORD(刀)』
クロノス時代にサヤ(アニメではトレイン)に折られた愛刀「虎徹」の刀身を外し、自身の能力である『道(タオ)』を用いて、気による伸縮自在の見えない刀「幻想虎徹<イマジンブレード>」を生み出した。
その後、幻想虎徹はLV.2でクリードの意思と共鳴する人喰いサーベルに変貌。
LV.3に達した際のクリードは刀との一体化による超常的な力を得た。
そして、クリード曰く究極の姿であるLV.MAXは、クリードと一体化したまま、刀身が光輝く巨大人喰いサーベルへと進化を遂げている。
異なる結末
物語終盤でナノマシン「G.B」を得たクリードは、頭部損傷以外では死なない肉体を手にし、人間を超えた存在へと進化。
クロノスのリーダーにしてNo.1であるセフィリア=アークスとほぼ互角に渡り合う。
そして真の力を引き出すとセフィリアを容易く一蹴。
駆けつけたトレインと死闘を演じる。
トレインを苦戦させるもサヤの想いに支えられた彼の心を折ることはできず、最期は幻想虎徹を砕かれ敗北。
その後、イヴのナノマシンでG.Bを破壊され頑なに人間に戻るのを拒否しトレインにトドメを刺してもらうことを望むも、「ただの人間」へと戻された。
これにより、完全に心が折れて戦意喪失。エキドナに支えられる形で連れられトレイン一行の前から姿を消した。スヴェン曰く「捕まって極刑になるよりはこの方が奴にとってはずっと辛いはずだ」
最終回では車椅子に乗りながらエキドナと隠居生活を過ごしている様子。
原作の後日譚を描いた小説『星の残照』では、人間に戻ったショックから精神崩壊している。
同作に登場するデイル=パーカーは元参謀(事務担当の幹部)であり、クリードも気に入っていたという。
しかし、「トレインよりも先にクロノスを倒すべき」と意見されたことで怒りをきたし額に傷をつけてしまう(クリードからすればトレインを軽んじる発言だったため)。
このためデイルには激しく怨まれる結果となり、離反後はクリードが出来なかった「世界征服」を達成することで復讐しようとしていた。
アニメ版
原作と違い、メイソン=オルドロッソの計画にコウスケ=カンザキを除く「星の使徒」のメンバー共々利用させられていた。
トレインに敗北した後、彼に対して命令口調となったため、トレインを一人の人間として見られるようになったようだ。
その後、アニメ版のドラマCDでは完全に快復しトレインの窮地を陰から救っている。
また、エキドナとは相思相愛の関係となっている。
余談
過去の境遇や激昂したシーンから鑑みるに、「無能な人間をこの世から根絶する」という表向きの行動原理も嘘ではないのだろが、本心の目的は 「トレインに自分を殺してもらうこと」 だったのかもしれない…。
邪推するならば、そもそも星の使徒としての活動自体がクリードの歪んだ希死念慮の延長線に過ぎない可能性がある。(クリードが敬愛する黒猫時代のトレインは、世界の秩序を脅かす悪人を抹殺するのが仕事であるクロノ・ナンバーズの一員だったため。)
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