「不吉を届けに来たぜ」
「飼い猫でも野良猫でも…猫は”自由”に生きるモンだぜ」
プロフィール
誕生日 | 4月13日 |
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年齢 | 23~24歳 |
身長 | 175cm |
体重 | 65kg |
血液型 | O型 |
視力 | 両目とも6.0 |
利き手 | 両利き(元々は左利き) |
足の大きさ | 26.0cm |
趣味 | 昼寝 |
好きなもの | ミルク、海鮮料理 |
嫌いなもの | 女の涙、犬、害虫(ゴキブリ、ムカデなど) |
好みのタイプ | 自分の意見をしっかり持っている女性 |
CV | 近藤隆 / 高山みなみ(幼少期) |
概要
賞金首を捕らえて稼ぐ、掃除屋(スイーパー)を営む青年。
明朗快活で、大食らい。行動はストレートで自分の信条は曲げない性格。
気紛れでマイペースだが仮令金にならない事でも他人の為に動ける優しさも持ち合わせている。
そもそも金のために掃除屋をやっているワケでなく、食欲は大きいが余計な物欲は持たない。
しかし借金にはある程度危機感を抱いている。他人事のように笑い飛ばしたりしてたので寧ろ申し訳程度か。
劇中では何度か借金を帳消しにするチャンスがあったにもかかわらず結局自らのポリシーを優先してみすみすチャンスを不意にしている(ギャンザ討伐の報奨金1500万を壊れた街の復興経費に使って欲しいと10%の150万しか受け取らなかったりなど。
依頼人がかつての恩人だったとはいえ、流石に欲が無さ過ぎるとも言えるため、せめて50%だけでも受け取っても良かった気もするが…)。
その度にスヴェン=ボルフィードにはどやされ、イヴには呆れられるのはお約束。
髪の毛の色はダークブラウン。ドーナツのような丸い装飾が付いた黒いジャケットに襟が大きく開いた白いシャツ、黒いズボンという出で立ち。左の鎖骨辺りに「ⅩⅢ」の刺青が覗いている。
鈴付きの首輪をしているが、これは「自分を飼い馴らせるのは自分だけ」という信条の表れである。
因みに、このカラーリングの元ネタは某国民的キャラクター。
とある町で起こった事件がきっかけで、スヴェンとコンビを組む。
さらにトルネオ=ルドマンとの一件でイヴが加わり、以後三人一組で行動する。
クリードとは過去の因縁から宿敵関係にある。
とあるきっかけでキョウコ=キリサキに惚れられるが本人は鬱陶しがっている。しかし、バルドル・クランツとの激戦を経てある一定の信頼は置くようになっている。
ワリと女性キャラとの絡みも多いが、本人自身からは恋愛に発展するような事態にはなっていない。
恋愛そのものにもあまり興味は無さそうだが、ドラマCDではジェノス=ハザードとイイ仲っぽくなってるリンスレット=ウォーカーを思い切り茶化していた。
本作の後日談を描いた『星の残照』でも主人公になっているが、視点主としては相棒のスヴェンが多く描かれている。
武器・特技
オリハルコン製の装飾銃「ハーディス」を武器としている。装点数6発のリボルバー式。
裏世界での通称は「黒猫」(ブラックキャット)(pixivでは違う黒猫さんばかり出てくる)。
射撃の腕前は超人的で、敵が放った4発の銃弾を全て撃ち落すほど。
連続早撃ち(クイック・ドロウ)を得意とするが、トリガーをかなりの速度で引くため、並の銃では負荷に耐え切れず破損してしまう。
そのため、彼の早撃ちに対応できるのはハーディスだけである。
運動能力や反射神経に優れ、接近戦でも銃身の硬度を生かした打撃技を使う他、銃無しの素手でも格闘術の達人と互角以上に渡り合う程に体術(何か習っているワケでもない)も強い為、遠近共に隙がない。
後述の過去のことを誇っているワケではないが銃使いとしてのプライドは高いようで時々射撃訓練している(「ムダ弾を撃つな」と相棒から苦言されているが)。
後半から高速変装術の達人が登場したため描写は減ったが変装も得意である。
実は頭も良く、標的の情報などは一度覚えたら忘れないし地図も体で覚えられる。但し「どうでもいい事は3秒で忘れる都合のいいオツム(スヴェン談)」で、の元同僚であるジェノス名前なんかは(面識は無かったとはいえ)原作・ドラマCDではまともに言ったためしが無い。
電磁銃
スモール化から元に戻った後、体内にあるナノマシンを使って電気を発生させることが可能になり、
それをハーディスに蓄積させて放つ「電磁銃」(レールガン)が必殺技になった。
弾速が上がり、威力は岩に大穴が開き、あっさり貫通するほど。俗に言うガード無視攻撃である。
1発撃つごとに体力を消耗するため(異常に腹が減る)、1日で最大4発しか撃てない。
電気を蓄積させて威力が増すのは、オリハルコンの特殊な性質による。
しかしレールガンよりも更に奥の手を持っていたので、「掃除屋同盟」にはメリット・デメリットを包み隠さず話したり、星の使徒幹部のシキとの交戦中にはある考えからトレインは電磁砲は4発しか撃たないことと既に3発使ったと言った上で・最後の一発を空に打ち上げている。
黒爪(ブラック・クロウ)
トレインのもう一つの切り札であり、本人曰く「黒猫の爪」。
オリハルコンで作られたハーディスを使っての高速連続打撃技。自身の高い腕力とオリハルコンの硬さが相まってその威力は凄まじく、技を受けた相手の身体には爪の様な痕が残る程。グリードの最終決戦では通常は爪の様に払って連続で打撃をするが、腕を十字に振るって放つ変形型の『黒十字(ブラッククロス)』を使った。
最終決戦で無理をして5発目を撃ったことで、電気を発生させられなくなった。
また、その時に使った「炸裂・電磁銃」(バースト・レールガン)の反動で銃身が破損。
スヴェンの手によって外見は元通りに復元したものの、壊れた部分を他の銃の部品で補ったので純粋なオリハルコン製ではなくなった。
弱点
作中を通して戦闘で敗北した事は全く無く(イヴとの模擬戦やクリードとの最終決戦を除けば)、物語開始当初から最強クラスだが、主に日常面で見られる。
- 女の涙
リンスの嘘泣きにまんまと騙されて激しく狼狽し、それを見ていた相棒からは「情けねぇ」と呆れていた。
- 集中するのが苦手
読書家のイヴと違って本を読むのが苦手で本人曰く「目次ページで音を上げる」らしい。ナノマシンの力で子供の姿になった時にも、自らの力でトランスを解除する為として自分の姿を思い浮かべる方法を試したが、ロクにイメージ出来ず悶々としていた(但し銃を構えている時は別で、このシチュエーションのもと集中する方法をとって事なきを得た)。
過去
10歳の時両親を殺し屋のザギーネに殺され、同時に”生きるために”、”両親の仇を討つために”育てられる。
ザギーネは(当たり前だが)当時のトレインより強く射撃も優れていたため、トレインにとって両親の仇ではあるが同時に”乗り越えたい目標”にもなっていった。
そのザギーネはある日突然殺されてしまったが、彼を越えることを証明するために生き抜くことを決意する。それが幼くして生きるか死ぬかの闇の世界に身を投じるきっかけになった。
それから秘密結社に拾われ暗殺部隊(クリードと出逢い、一時期コンビを組んでいたのはこの頃)を経て、弱冠18歳で時の番人(クロノ・ナンバーズ)という特務部隊に所属。
通常、時の番人は「ナンバーズ」と呼ばれる12人で構成されているが、トレインは抹殺者(イレイザー)としての能力を買われて、特例として13番目のナンバーズとなった。
その頃は感情を表に出さない性格でパートナーという存在にも足手纏いだと吐き捨てていた。
しかしある日、サヤ=ミナツキと出逢い、お互い親友と認めるほどの交流を重ねていったが……サヤは嫉妬に狂った元相棒に殺されてしまった……。
サヤの死後、トレインは組織を脱走し掃除屋に転職した。
こう言った複雑な経歴ゆえか「自分が自分である限り過去を切り捨てることなんか出来やしない」という持論を持っている。
アニメでは抹殺者である設定から物語が始まっているため、その心境の変化がきちんと描写されている。
スモール化
「LUCIFER」というナノマシンを撃ち込まれ、その影響で体が子供になってしまう。
その時のアニメでの担当声優が高山みなみなのは、「見た目は子供、頭脳は大人」ということなのだろう。
原作ではこのときの呼称は「スモールトレイン」、アニメでは「ちびっこトレイン」となっている。
クロ
同作者の次の連載作品である『ToLOVEる』にも「クロ」という通称の殺し屋として登場。
厳密には金色の闇同様、並行世界の別人であるが、容姿はトレインと同じである。
銃使いである点も同じで、精神エネルギーを弾丸にして撃つ黒い装飾銃を使用する。
性格は秘密結社(クロノス)に所属していた頃のトレインに近く、クールであるが「(渋くて格好いいんだけど)どこか純情……」な面もあり(単行本17巻、キャラクターファイルより)ララの裸や、リトによるラッキースケベを目撃するだけでも赤面してしまうほど。
スピンオフで実質続編のダークネスの終盤に再登場。
ストーリー上でのラスボスを務め、今度こそ本業でリトを狙うことになり、リト達を戦闘で圧倒するが……。
残念ながら登場エピソードがアニメ化されていないのでアニメ版には登場しない。
関連イラスト
【野良猫】
【飼い猫時代】
【並行世界の別人】
関連タグ
スヴェン イヴ サヤ=ミナツキ クリード=ディスケンス セフィリア=アークス
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