概要
エマ達が暮らしていた孤児院に寄付された書籍に刻印された人物。
フクロウの刻印を囲む線がモールス信号になっており間接的に外の情報や脱出の手助け、物語に偽装した危険物の存在を伝えている。
またミネルヴァのペンには座標が表示され、指定地点まで到達するとシェルターや地下施設などの安全地帯へ導いてくれた。
これらの暗号を紐解くには優れた頭脳や推察、観察力が必要であり手引きされるのは優秀なスコアを算出できる高級農園の子供達のみ。
正体
本名「ジェイムズ・ラートリー」
鬼と人間の世界を調停するラートリー家35代目当主。
食用児達が自由になれる事を願っており、協力者と共に様々な施設を秘密裏に建造していた。
食用児達が自由になれる方法として「人間の世界へ逃げる」「約束を破壊する」「七つの壁を探す」という言葉を言い残している。
その消息は不明であり、ピーター・ラートリーの部下が暗殺したと報告しているが遺体は発見されていない。
既に故人であったミネルヴァを名乗る2代目もおり、彼は食用児達の楽園を作ろうと模索している。