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「僕は食用児(おまえたち)の父 創造主(パパ)なんだぞ‼」


CV:細谷佳正

実写キャスト:松坂桃李

概要編集

ラートリー家36代目当主。

と人間の世界の調停を第一に行動しており、鬼の世界へ行き来出来る数少ない人間。


普段は礼儀正しく社交辞令を重んじているが、本性は非情な人物であり兄の協力者達を粛清。

人間の世界では行えない投薬実験をするため「Λ」農園を設立。

女王に謁見し私兵を借り受け脱走した食用児の捜索及び抹殺、あわよくば鬼の世界そのものを牛耳ろうと考えている。


彼のとは対照的に食用児達は必要な犠牲と考えており、秘密裏に建設していた施設を鬼達に密告し狩り場に利用させていた。


本性は身勝手で追い込まれれば周囲を巻き添えに自爆してやろうという底意地の悪さを見せる。


作中での動向編集

2045年以前(本編開始以前)編集

約1000年続いた鬼と人間との間に結ばれた約束そのものを脅かしかねない存在となっていた兄のジェイムズ・ラートリー(ウィリアム・ミネルヴァ)およびその同志たちを粛清し第36代ラートリー家当主となる。


ラートリー家当主に就任後、兄が脱走した食用児たちのために秘密裏に建設していた施設を先代バイヨン卿に密告し狩場として利用させていた。

脱獄編~狩庭編編集

女王の命令を受けて、里親という建前でノーマンを引き取り「Λ」農園へと移送する。


その後エマたちによるGF農園脱獄計画の決行、続いて狩庭の崩壊が発生、ラートリー家の信用を落とすことになる。

七つの壁探索編~王都決戦編編集

ノーマンとヴィンセントによるΛ農園脱走計画が決行される。その後もノーマンらによるΛ系列の農園を中心とした襲撃が繰り返し行われバイヨン家・ノウム家を中心に大損害が発生。それに伴ってラートリー家の信用がさらに落ちてしまう。


2047年にはエマ達が身を隠していたシェルターにアンドリューを筆頭とした精鋭部隊を送り込み、秘密裏に脱走した食用児を殺処分することでラートリー家の信用回復を試みるも失敗する。

この結果を受け秘密裏に事態を収拾させることは不可能だと判断し女王にすべてを打ち明け、女王直属の誅伐軍の半数を貸し与えられることになる。


王都決戦編では鬼の王政打倒を目指してノーマンを筆頭に主要メンバーが王都に進軍していた中、ピーターは女王に献上するために脱走した食用児たちを捜索しノーマンたちが作った食用児たちのアジトを発見。アジトに残っていた食用児たち全員捕らえGF農園に移送する。

最終決戦編集

王政崩壊の連絡を受け五摂家家臣団および四大農園による連合政権の樹立、そして邪血の殺処分を命じラートリー家の指導に基づく鬼の世界における新たな支配体制をわずか数日で築き上げる。


その後エマたち残存勢力によるGF農園の襲撃を受けGF農園攻防戦が始まる。当初劣勢かと思われたが、監視カメラの映像をダミーにすり替えるといった策を事前に施していたため一気に優勢になったかに思われた。しかしハヤトやオリバーらによる奇襲、味方であるはずのイザベラを筆頭としたGF農園のシスターたちの裏切り、さらにはレウウィス大公による邪血の公開処刑中止および連合政権解体の宣言によって事実上の完敗が確定する。


しかし敗北を受け入れられなかったピーターは最後のあがきとしてエマを殺そうと目論むもエマたちから予想だにしなかった対話による解決を提案される。エマからは「許せないけれど、あなた(ピーター)にしかわからない苦しみもあったはず」と自身の境遇に一定の理解を示されたうえで「一緒に生きよう」と呼び掛けられる。しかしエマの言葉によってピーターは「1000年の呪縛から自分のことを救おうとしていた兄の想い」と「自分たちが今まで食用児たちにしてきたことの罪の重さ」に気づかされ、自責の念から持っていたナイフで自身の頸動脈を切り命を絶つ。


うっすらと消えゆく意識の中、敵であるはずの自分を助けようとするエマ達の行動に対して「なぜそんな行動をする、なぜそんな顔をする」と考え、最後にはエマ達の作ろうとしている世界は自分にはまぶしすぎると思いながら再び目を閉じる。


映像化作品編集

アニメ版編集

一部、原作とは異なる部分や省略されている部分がみられるも大筋はほぼ同じである。


実写版編集

原作より少し早く、ノーマンが出荷された場面で新しい父親として登場する。クレジットでは謎の男。


関連タグ編集

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