概要
死徒二十七祖第七位の吸血植物
様々な呼び名があり「腑海林」「思考林」「動き襲い捕食する森」ドイツに出現した際には「シュバルツバルトの魔物」と呼ばれた。
略歴
数十年に一度、数日に渡って移動しながら無差別かつ大規模な吸血行為を行う。
活動後は休眠期間に入るがその直前に作られる余りものの血を凝固させて作られた実は仮初めの不老不死をもたらすと言われている
元々、先代アインナッシュが栽培していた吸血植物の一株。かつて倒された初代アインナッシュの血を偶然吸った吸血植物が自ら動いて人を襲う化け物・幻想種に変化し同種である他の植物も動く吸血植物に変化させて取り込んでいった結果形成された、新種の遊牧民のようなモノ。
能力
森の全ての植物、枝の一本一本に至るまでが意志を持って獲物に襲い掛かる。
それら一つひとつは些細な攻撃であっても昼夜を問わず休む間もなく襲い掛かり物量を排除することは非常に困難。
大規模魔術等で広範囲を一気に殲滅するという手段をとろうにも森の中は大気すらアインナッシュの支配下にあり
大気中のマナを用いた魔術は使用不可能となる。
休眠時に作られた実が地面に落ちると、新たに「アインナッシュの仔」が生まれる。
仔は独自の進化を辿り、グレイ達が遭遇した仔は雪の森という形状であった。
親ほど強力では無いが仔の圏内に入れば魔術の使用に制限がかかってしまう。