概要
太陽系の外縁天体に属する。天体のカテゴリーでは「準惑星」であり
冥王星型天体の一つ。
小惑星・エリスとは関係ないので注意
発見
2003年、外縁天体を数々発見してきたブラウン及びそのグループによってエリスも発見される。
この時は「2003 UB313」と仮符号がついた。
コードネームは「ゼナ(ジーナ)」
議論と新たな出来事
グループは「冥王星と似ているから天体である。」とした。
しかし、その冥王星自体が発見当初から「本当に惑星なのか?}と疑問視されていたことや
のちに冥王星と似たような天体が次々に発見されたことでその天体たちも含めて
3つ増えた「太陽系惑星」は12個になる・・・はずだった。
ところが、多くの学者が追加に反対し新たなカテゴリーをつくることで解決した。
それが「準惑星」ならびに「冥王星型天体」を新たに設けた。
エリスは準惑星と冥王星型天体というカテゴリーが生まれる要因だったのだ。
そして、「冥王星型」とあるように冥王星は惑星から準惑星に「降格」
名前のエリスも「トロイア戦争の遠因を作った神・エリス」からとられており
冥王「プルート」が冥界の神ならこの神は「争いと不和」の神であり
今回の議論が大きな問題となったことを比喩したものであると命名者・ブラウンは語っている。