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カール(ターミネーター)の編集履歴

2020/04/09 00:08:52 版

編集者:瀬文

編集内容:ジョン殺害についての項目を移動

概要

演:アーノルド・シュワルツェネッガー

本作のT-800

テキサス州のはずれにて人間として暮らしており、カーテン屋を営んでいる。

生体組織は老化しており髭を生やしている。

右頬には切り裂かれたような傷がある。

最新型ターミネーター『REV-9』に追跡されるダニエラ・ラモス(ダニー)、グレース、そしてサラと対面し、彼女たちに力を貸す。

サラは彼に対し、強い怒りを抱いているようだが…?

その正体

以下、ネタバレ注意!

このT-800は人類抵抗軍が「守護者」として送り込んだ個体ではなく、スカイネットT-1000とは別にジョン抹殺のために「刺客」として送り込んだ個体。

本編の冒頭、1998年にグアテマラのビーチを訪れていたコナー親子を襲撃し、突然現れたT-800に呆然としていたジョンを銃撃、抹殺に成功する。

ジョンの死亡を確認すると、息子の亡骸を抱き泣き崩れるサラを残しその場を立ち去った。

右頬の傷は、反撃したサラに撃たれたものである。

任務に成功するも、前作でのサラとジョン、そして当時のT-800の活躍でサイバーダインが破壊され、スカイネットが存在していた未来が消滅したためジョンの殺害はもはや無意味だった。

抹殺命令を完遂したにもかかわらずスカイネットの勝利に貢献できず目的を見失い(しかしその一方で自由になれたともサラ達に語っている)、途方に暮れていたところ、夫の虐待に苦しむ女性、アリシアとその息子のマテオと出会う。

夫に殺されそうになっていた2人を自らの意思で助け、人間として見守ることを新たな存在目的として確立。その後は「カール」と名乗って自身の正体を隠し、彼女らの家族として暮らしていた。

家族には自身の正体を明かしていない。サラからその事を指摘されると「肉体関係はない」と答えている。

長年人間として人間と共に暮らしていたためか、自然な笑顔を見せるなど『2』や『ジェニシス』のT-800以上に人間らしくなっており、警戒されるはずの犬にも懐かれている。職業のカーテン屋としても客にカーテンの柄についてアドバイスもしていたらしい。

人間として、夫として、父親として過ごす過程で、ジョンを守っていたT-800と同様に『人間』を学習、人としての心を学ぶ。その結果、自分が『サラから大切な息子を奪った』事実の重さも知ることになり、後悔の念が芽生える。

その中で、未来から新たなターミネーターが送り込まれてくる予兆を察知すると、ジョン殺害の罪滅ぼしとして、サラにタイムスリップの時刻と座標を「ジョンのために」の文面と共にメールで送り続け、彼女に生きる目的を与えていた(尚、この時間軸における未来ではスカイネットではなくリージョンが台頭しており、サラが狩り続けていたターミネーターはリージョン製である)。

サラ達の訪問によって、REV-9からダニーを守るために協力することを自分の意志で選択、愛する妻と息子にかつてのT-800が少年ジョンとそうしたように抱擁を交わして別れを告げ、彼女らと共にREV-9と死闘を繰り広げることとなる。

本人は「人間のようには愛せない」と語っており、アリシアとマテオに対して抱く認識が人間の愛情とは違うと理解している。それが利点だと考えていたようだが、妻子との別れの際そうではなかったと学習する。

ジョン殺害時は過去のT-800同様にサングラスを着用していたが、REV-9との決戦に赴く際には着用するか逡巡したものの、過去と決別するかのように自宅に残していった。

サラは前作に当たる『2』と異なり、かつて自分を殺しに来た個体や、ジョンを守っていた個体に対して最初に抱いていたものと同じ『人類の敵である機械仕掛けの化け物』に加えて『息子の憎き仇』とみなし、すぐに銃を向けるほどに彼に殺意を抱いており、「死んでもカールなんて呼ぶものか」「全てが終わったらこの手であなたを殺す」と宣言している。

終盤において対峙したRev-9とターミネーター同士での会話を交わす場面がある(過去のT-800は、T-1000やT-3000とターミネーター同士で会話しているが、前者はお互いが電話越しで正体を隠しあっての状態であり、後者は人間ベースのターミネーターあることを考えると、純然たるターミネーター同士が互いの正体を認識した上での会話は非常に貴重である)。

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カール(ターミネーター)の編集履歴

2020/04/09 00:08:52 版

編集者:瀬文

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