キャバクラ嬢

きゃばくらじょう

キャバクラで接客を担当する女性従業員。「キャバ嬢」と略称される。

概要

客の隣に座り、飲食を勧めながらの歓談、給仕などを行う。

通常のキャバクラでは、性的サービスは行っておらず、必要以上にキャバクラ嬢の体に触ることは禁止されている。体に触らせるサービスを行うキャバクラは、セクシーキャバクラ、お触りキャバクラ、お触りパブ、おっぱいパブなどと呼ばれ、区別される。

「あの人に給仕してほしい」と指名されることで指名料が入り、高いお酒を注文させることで歩合が入る仕組みになっている。

ルックスの良さだけでなく、会話の巧みさがものを言う仕事であり、営業に通じる技術があるとして、売れっ子のキャバ嬢がそのコツを説く本を上梓することもある。

派手な化粧、盛り髪など、独特な文化が醸成され、キャバ嬢ファッションを扱った「小悪魔ageha」などの雑誌も発行されている。

うまくいけばハイクラスの男性とお近づきになれるということで、キャバ嬢に憧れる女性は多く、少女漫画の題材になることも。

とはいえ、昼夜逆転生活で神経をすり減らしつつ深酒を余儀なくされる仕事なだけに、そう簡単な道ではない。

その格差は非常に大きく底辺だと格安の店で食うや食わずの生活をして精神を病む者、ホストなどにはまって風俗嬢に落ちる者もいる。

有名なキャバ嬢だとモデルやタレント・youtuberの活動をしたり、キャバの経営に参画したり、高額な収入を元手に事業を始めたりする者もいる。