本名：大久保松恵（1972年10月31日～2008年12月17日）
概要
江東区（東京都）出身の女性タレント、作家。引退前はワタナベエンターテインメントに所属していた。
芸名はホステス時代に店のママが「みんなから愛される子になるように」という願いを込めて「愛」という源氏名を付けてくれたことから。
交際範囲が非常に広く、生前は年齢を問わず多くの人間に慕われており、俳優の峰竜太の妻・みどりが推理小説『ビッグアップル殺人事件』の発表で、芸能記者らに多大な迷惑をかけた際にも相談相手になっていた。
病気により芸能界から引退し、2008年12月24日に腐乱死体で発見された。
プロフィール
| 血液型 | A型 |
|---|---|
| 身長 / 体重 | 163 cm / 43 kg |
| スリーサイズ | 86 - 56 - 85 cm |
来歴
1972年10月31日、亀戸（江東区）で誕生。躾に厳しい両親に育てられたが、中学在学中から不良となり犯罪を繰り返した。
1988年、瀧野川女子学園高等学校に入学するが家出してすぐ中退したため通学していない。彼氏との短い同棲を経て、六本木でホステスとなる。
1992年にスカウトされAV女優としてデビュー。デビュー後、スタッフや木梨憲武がファンであったことから『とんねるずのみなさんのおかげです』に出演。『ギルガメッシュないと』に出演し「Tバックの女王」として知られるようになった。
1994年に一般タレントに転向。バラエティ番組などで活動していた。ギャル風のトークや明るくオープンな人柄で知られ、出演の際は「お色気キャラ」として番組に花を添えるような立ち位置のほか、クイズ番組で珍回答を繰り出すなど「おバカキャラ」でもあった。この年放映されたまんがの森のテレビCMは話題となった。
90年代後半にはゲーム『マジカルポップン』・『10101～“WILL”The Starship～』に声優として出演している。
2000年に半自伝的な小説『プラトニック・セックス』を出版。自身の過去について赤裸々に綴られており、映像化もされるベストセラーとなった。また、この作品の執筆をきっかけに作家としても活動を始め、性感染症予防の啓蒙活動にも熱心に取り組むなど、芸能界以外での活動も行っていた。
また、映画『プラトニック・セックス』の劇中歌であった『From Silence』は、2001年にCHAGE and ASKAにより『C-46』のタイトルでセルフカバーされた。
2007年3月いっぱいで持病の腎盂炎などを理由に引退。
その後は休養しつつ事業などを行う準備を進めていたが、2008年12月に自宅で死亡しているのが発見された。享年36歳。
当初は事件も疑われたが、警察の病理検査により、病死（肺炎）であったことが判明。死亡に至った症状から、当時はHIV感染を疑う憶測もあった。ブログは死後もしばらく残され、多数のファンからの書き込みが絶えなかったが、2015年11月1日に閉鎖された。
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