概要
袁術に寝返った朱儁が荊州から洛陽に進撃してきたため李傕と共に迎撃し、朱儁軍を撃破した。その後、彼らが進軍した諸県で男は殺し、女は攫うという蛮行を働き、彼らが通った後には何も残らないという董卓に劣らぬ暴虐さを見せた。
董卓が呂布らに殺された後は、参謀の賈詡の進言に従い都の長安を強襲、呂布を撃破し首謀者の王允らを粛清した。
李傕と城内を分割して統治していたが、統治するどころが自ら領内の民から乱暴狼藉を働いて酒池肉林の限りを尽くした。しかし、李傕と仲違いして内紛が勃発。最終的には献帝は前の都の洛陽に逃げたため凋落していき、最期は部下に裏切られて死亡する。
ちなみに正史において唯一呂布と一騎討ちを行ったとされる人物であるが、流石に敵わず逃走している。