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編集者:アルア
編集内容:あらすじを大幅に編集

パパもあまえんぼ

ぱぱもあまえんぼ

大人って、かわいそうだね。自分より大きなものがいないもの。よりかかって甘えたり、叱ってくれる人がいんしんだもの。

あらすじ

おやつの時間で葡萄が出されたのに元気のないのび太。空気の読めないドラえもんの態度に怒り、自室に戻る。

追いかけたママはのび太の抱えていたものを受け止め、思いっきり泣いたのび太は気持ちが晴れ、おやつを食べに戻った。

一部始終を見ていたドラえもんに「甘えんぼ」とからかわれながらものび太はママのことが大好きなことを口にする。

その晩、パパが泥酔して帰ってきた。威張り散らすパパに怒ったママはパパをほったらかしにしてしまう。

見かねたのび太は「おばあちゃんにパパを叱ってもらおう」と考え、ドラえもんやパパと共にタイムマシンでおばあちゃんが生存していた時代へ向かう。

現地に到着したドラえもんたちは、おばあちゃんを探しに行くが、未だに眠っているパパだけを残して行った為、部屋に足を運んだママ(過去)は会社にいるはずのパパが、いつの間にか帰ってきたことに驚く。

そのことに気づいたドラえもんとのび太はパパのために水を汲みに行ったママ(過去)と入れ替わりに部屋に向かい、パパを隠す。

部屋に戻ってきたママ(過去)だが、パパの姿はなく、念のために会社に連絡を入れるとパパ(過去)は「ずっと会社にいた」と答える。

混乱するママは、おばあちゃんに言われて、のび太(過去)を連れて散歩に出かけた。

その間におばあちゃんに会いに行ったのび太は、おばあちゃんが以前のことを覚えていてくれたことを喜びつつ、パパを叱ってくれるように頼む。

目を覚ましたパパは他界した母親と再会。滂沱の涙を流しながら、日頃たまっている愚痴を吐き、それを受け止めるおばあちゃん。

そんなパパの姿を見て、ドラえもんは「大人って、可哀想だね。自分より大きなものがいないもの。よりかかって甘えたり、叱ってくれる人がいないんだもの」と呟く。

再び眠ったパパを連れて、ドラえもんとのび太は現代に帰還。

翌朝、ママとパパは仲直りし、パパは夢の中で実母に会えた嬉しさを語るのだった。

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