概要
ロボットアニメに少女漫画の要素を融合したものとして構想がスタートし、当初の企画では、『空中騎行戦記』というファンタジー要素を持った可変戦闘機ものだった。
ファンタジー、運命、科学、恋愛などさまざまなテーマを複雑に絡めたストーリー展開、菅野よう子・溝口肇による音楽などが特色。作画補助としてCGが実験的に使われたことや、フルオーケストラ(ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団、ローマ歌劇場)による音楽も話題を呼んだ他、主人公・神崎ひとみの声を担当した坂本真綾が当時16歳の高校生であったことも注目された。
本作はメディアミックス展開がおこなわれ、アニメの他、コミカライズやノベライズ、ゲーム化もおこなわれた。さらには2000年に設定を一新した劇場版も製作、公開されている。
意外と知られていないが、スーパーロボット大戦にも参戦していたりする。
ストーリー
高校1年生の占い好きな少女、神崎ひとみは突然地球から異世界ガイアに飛ばされてしまう。
月と地球を天空に抱くその世界では人の“想い”が世界を変える力となる。
その地で、彼女は自国(ファーネリア)を滅ぼされた若き王、バァンと、彼の乗る人型機械(ガイメレフ)「エスカフローネ」、陰のある騎士アレンたちと共にガイア全土を取り巻く戦いへと巻き込まれていく。