概要
一般には「ブロックを集めて思い通りの建造物を構築できる世界」として知られているMinecraftの世界。だが実際には、生死を賭したサバイバル空間である事は、あまり知られていない。
人一人の身には余りに広大すぎる世界、夜闇に蠢く危険なモンスター達、そして幾多の危険を潜り抜け築き上げたものを、一瞬で灰燼に帰す邪悪なる”匠”・・・。常に死と喪失が隣り合わせの日々の中で、クラフター達は奇妙な風習を生み出した。
土や木で築き上げた粗末な塔の頂に、明かりとベッドだけを備えた簡素な寝台の上で一夜を明かすその姿は、さながら己が身を神に捧げ、明日の安寧を祈るようにさえ見える。
”生贄の祭壇”・・・一見奇妙にさえ見えるそれは、明日をも知れぬクラフター達の、悲壮なる生の証明なのだ。
生贄の祭壇が初めて確認された、貴重な資料の一つ。外部リンク