概要
「Minecraft」の非公式な用語で、簡単に言えば粗末な寝床。
野宿のために高い位置に平たい足場を作り、そこに松明とベッドを置いた状態。おそらくは動画シリーズのコメントでついたあだ名が元ネタ。
一般には「ブロックを集めて思い通りの建造物を構築できる世界」として知られているMinecraftの世界。だが実際には、クラフター達が生死を賭けて生きるサバイバル空間でもある事は、あまり知られていない。
“人一人で調べ上げるには人生はあまりにも短すぎると言えるほど広大な世界”、“夜闇に蠢き、この世界に生まれ出た哀れなる子羊を喰らおうと虎視眈々と狙う血に飢えたモンスター達”、そして“幾多の危険を潜り抜け築き上げたものを、一瞬で灰燼に帰す邪悪なる存在、人呼んで「匠」”・・・。
常に死と喪失が隣り合わせの日々の中で、クラフター達は奇妙な風習を生み出した。
土や木で築き上げた粗末な塔の頂に、明かりとベッドだけを備えた簡素な寝台の上で一夜を明かすその姿は、さながら己が身を神に捧げ、明日の安寧を祈るようにさえ見える。
「生贄の祭壇」…一見奇妙にさえ見えるそれは、明日をも知れぬクラフター達の、悲壮なる生の証明なのだ。
似たような非公式の用語に「豆腐建築(豆腐ハウス)」がある。こちらはシンプルな四角い住居のこと。