さすらいのカナブン
さすらいのかなぶん
概要
元々はアニメ版ゾイドのファンサイトを展開しており、イラストや小説を掲載している。
一方、小学生の時学校で「近所の被爆者から体験を聞こう」という課題が出て、近所の老人に話を聞いていると、自分の祖母である児玉(旧姓:雨田)豊子が実は自分も被爆者で15歳で広島電鉄家政女学校に入学し、学業の傍ら路面電車を運転していたことを知る。この話を聞き祖母の話を基にした漫画を描こうと決心。
当初はインターネットの未発達でなかなか情報が入らなかったこともあり製作は難航したが、祖母の話や平和記念資料館の訪問を何度も行い、またcomicstudioの導入により製作が進捗し、2013年に自サイトで『原爆に遭った少女の話』が公開されこれが反響を呼び、2015年には「一番電車が走った」としてNHK広島放送局製作によるドラマにまでなった。
その後も原爆・被爆体験聞き語りを基にした漫画を執筆し、自サイトやpixiv、少年ジャンプ+などで公開されている。
主な作品
原爆に遭った少女の話
作者の祖母の実体験を基に製作された作品。広島電鉄家政女学校に通い、路面電車を運転していた実経験談を漫画化したものである。
原爆と戦った軍医の話
少年ジャンプ+のルーキー連載枠で連載がされた作品。2019年06月に執筆が開始され、2020年1月に執筆完了。一部がラフ画扱いとなっているため、随時加筆が行われている。
ヒロシマを生きた少女の話
作者の祖母の従姉妹の実体験を基に製作された「原爆に遭った少女の話」の派生作品。2020年2月より執筆開始。