概要
CV:佐藤利奈
王国のプリンセス候補の最後のひとりで執事のキューブによってプレイヤーの分身である親のいる現代に連れてこられる。連れてこられた当初は王国にいたころの記憶がなく、自身の出生に深くかかわらないまま成人にさせることもできる。
しかし育て方によっては襲い掛かる反乱分子との戦いなどを経て、次第に元の世界での役割を自覚していく。
ちなみにシリーズで唯一母親の手で育てられることもできる娘でもある。
現代世界が舞台であるため各種パラメータを上げるための学業が「学校の授業や部活」となっている。学校での授業の後は習い事やアルバイトをさせることもできる。現代社会で10歳からアルバイトする娘って一体…。
そして女王系や将軍、勇者などの上位職を除くほとんどのエンディングが、オリンピック選手やアナウンサー、漫画家や声優にOL、果ては自衛官にコスプレイヤーなどの現代の職業となっている。
一方で悪いほうに転がったときは結婚詐欺にぼったくりホステス、挙句の果てにはパラサイトシングル(歴代作でいう「家事手伝い」)というものまで、初期作品の「娼婦」レベルでとんでもない状態になることも。逆に歴代の娘の中で唯一「魔王(又は魔界の王子)の嫁」にならないという特徴がある。まあ本作は宿敵が革命軍であるため魔王の影が薄いということもあるのだが。
5は娘に関する事情などのストーリー性が強くなった4の流れを強化する形で進化した作品であり、物語のトゥルーエンドとしてプリンセスを目指した場合これまでの娘の中でただ一人「倒すべき存在」がいる娘である。尤もパラメータ評価だけで従来通りのプリンセスを目指す方法は取れる。
(2、SFC版、スマホ版などにもお尋ね者などの敵はいたものの、プリンセスを目指す過程で打倒が必須である存在ではなかった。またトゥルーエンドがある4も「おでかけ」コマンドでの選択で大体決まるため戦闘で敵を打倒するという感じではない)
また5が一周するのにえらい時間がかかる作品であり、イベントがこれまでと比にならないレベルで充実している一方でこれまでの娘の中でエンディングをすべて見るのが最も難しい娘でもある。