演:日南響子
人物
牙狼VRのプレイヤーたちに接触する赤毛の妖艶な美女。
葉霧宵刹と共に見込みのある人物の斡旋、NPCホラーの出力調整などゲームの進行を担当しているが、時には騎士たちに現実世界で接触し、その内に秘めた陰我を煽ることもある。
葉霧と同じく彼女もホラーであることが示唆されているが…。
関連項目
汚された”黄金”の忘れ形見
かつて黄金騎士がいた時代。500年に一度の災厄が訪れ、人々は危機に瀕した。当時の黄金騎士は果敢に立ち向かい、自身の命と引き換えにその災厄を沈めることに成功する。
しかし闇は今際の際に彼のパートナーである魔戒法師、彼女の身に宿った命に邪気を流し込んだ。その赤子が生まれ落ちた時に母親は死亡、赤子は乳母の伽堂法師のもとで育てられる。
生まれながらにしてホラーの邪気を宿した人間—それがアザミである。
その力は凄まじく、制御不能と判断した伽堂法師の張った結界を容易く壊し、牙狼が吸い上げた陰我から生成される金属「ダークメタル」を操って士導院を壊滅させた。同時に無邪気な残虐性を持ち、育ての親を無残にも殺害した。
そして20年の時が立ち、士導院の見習い騎士だった男と接触し、ダークメタル生成に動き出す。
もう一つの関連タグ
マユリ(魔戒ノ花):ホラーの闇を受けた母親から産み落とされた者。しかし彼女はその力を「守りし者」として使った。
終盤、南雲太輔に憑依していたが世那の説得で正気を取り戻した南雲に切り離され、「心が弱い」と指摘されると今までの不敵な態度が嘘だったかの如く感情的になり、反撃で南雲を殺害。
その後ベイル誕生からガロ復活、二人の騎士の戦いまで成り行きを見守っていたが、葉霧が敗北するとダークメタルで彼を殺害。全てのダークメタルを回収して黄金騎士となった世那に意味深な言葉を残して姿を消した。
「…また会いましょう」