「・・・今、誰か俺を笑ったか・・・」
作品中には珍しく、マスクドフォームを持たずに、直接ライダーフォームに変身する特異なシステムを持つ(相棒的存在であるパンチホッパーも同様)。
ZECTの精鋭部隊『シャドウ』の元リーダーであり、かつての仮面ライダーザビーの有資格者であった矢車想が変身する。
モチーフはショウリョウバッタ。
基本データ
身長 | 192cm |
体重 | 93kg |
必殺技 | ライダーキック【威力:20t】(比:カブト10t) |
全身を緑色の装甲で包んだライダーで、名前通りにキックに特化した攻撃を得意とする。
利き足にはキック力を増幅させるジャッキのようなハンマー機構が存在し、キックが命中した瞬間にハンマーも連動することで、20tという通常の二倍にもなるライダーキックを放つことを可能にする。
さらに劇中では、応用技として10体近いザコ敵のクリサリスワームを一発のライダーキックからハンマー機構の反動を利用しての怒涛の連続ライダーキックで殲滅という離れ業を披露した。
実は肩の尖ったパーツも武器であり、ここにタキオン粒子を集約して猛スピードのタックルを放つ技があったのだが、劇中で遂に拝むことはなかった。
余談
実はホッパーゼクター自体はパンチとキックが表裏一体であり、構想段階では矢車が両方を使う予定だったが、最終的に影山瞬をパンチ担当にしたことで地獄兄弟が生まれるきっかけを作った。