レネ(イセスマ)
れね
CV:青山吉能
概要
長い亜麻色の髪と緑色の瞳が特徴的な少女。初登場時は8歳。
芯が強く、自分の事はきちんと自分で考えて物事を決める事が出来るしっかり者。
母親は自分を産んですぐに亡くなり、冒険者を生業にしていた父親は冬夜と出会う1年前に魔獣討伐に向かってそのまま行方不明(魔獣に殺されたものと思われる)となる。
身寄りが無かった彼女は野宿生活を送っており、偶々知り合いになった旅のお婆さんから教えてもらったスリのテクニックを使って何とか生き延びていた。ある日、冬夜の財布をスッた後に同業者に絡まれてリンチを受けた所、彼女を追いかけて来た冬夜に助けられ、事情を知った彼の計らいで望月家の住み込みのメイドとなった。
なお、初登場時はキャスケット帽を深く被っていたため、冬夜から男の子だと誤認されていた。帽子を外し長い髪をあらわにすると「女の子!?」と驚かれるが、レネ本人は「そうだよ」と流しており「男装していた」という意識は無かったらしい。
後日、冬夜がベルファスト国王トリストウィンに掛け合い、彼が責任をもって監視と更生を行う条件と、「二度目はない」という前提で高額の罰金と注意のみで済まされた。
人間関係
自分を助けてくれた冬夜を「冬夜兄ちゃん」と呼んで慕っている(ただし冬夜に雇用される側なので、表向きには旦那様と呼ぶように言われている)。
当夜の嫁たちは「姉ちゃん」づけで呼んでおり、特に年齢が近いスゥと仲が良い。彼女を「スゥ姉ちゃん」と呼び、魔法の修行を一緒に行ったり一緒に寝たりしている。
メイドの先輩であるラピスとセシルは、当初は双方とも「姉ちゃん」づけで呼んでいたが、ラピスがメイド長に就任してからは彼女だけ「メイド長」と呼ぶこともある。
自分よりも後から冬夜に仕えだしたフランシェスカには特に先輩風を吹かすことはなく、むしろ彼女を「シェスカ姉ちゃん」と呼び目上扱いしてる。
ベルファスト国王トリストウィンのことをどう思っているかは明言されていないが、国王からは「自分がしっかりしていれば、レネがスリに手を染めなくて済んだ」という負い目を持たれている。
その出自
母親の形見であるペンダントを肌身離さず身に付けているが、実はレグルス帝国の初代皇帝から仕える「帝国十二剣」の1つ・リエット家の長女ステファニーの娘であり、後に冬夜が叔母であるレグルスの女騎士キャロラインと出会った事によりその事が発覚。
冬夜の仲介で叔母のキャロラインと祖母のメアリーと出会う事が出来た。
なお、その際に2人から一族の一員として迎えたいという申し出があったが、本人の意思でそれ以降も冬夜の下でメイドとして働き続けている。
ちなみに祖母とは冬夜からもらった「ゲートミラー」を通じて文通している。
アニメ版
第8章にて初登場。
冬夜の財布をスるくだりはカットされており、同業者に裏路地まで連行されるところを彼が目撃し、リンチを受けている所を助けられ、事情を知った彼の計らいで望月家の住み込みのメイドとなった。
母親の形見であるペンダントや、冬夜の仲間達から芯の強さを評価されるくだりもカットされ、ユミナから「不思議な子」と言われた。