メル(イセスマ)
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小説『異世界はスマートフォンとともに。』の登場人物の1人であり、エンデの恋人でもあるフレイズの元女王の支配種の女性。
冬夜が現在暮らしている異世界とはまた異なる世界・結晶界(フレイジア)よりやって来た結晶生命体・フレイズの支配種。
女性型のフレイズであり、彼らの“元”女王で、“渡る者(異世界転移者、シフトウォーカー、異邦人(エトランゼ))”・エンデの恋人その人で、想い人と共に過ごす為に異世界を渡り歩く方法と編み出すと、自分の地位を自身の弟に強引に引き継がせて世界を渡り歩いていた。
現在は追ってのフレイズたちから身を隠す為に核の状態で休眠している。その戦闘能力は強大で、『薔薇晶棘(プリズマローズ)』という必殺技を持つ。
なお、フレイズたちは心臓に取り付く彼女の核をしらみつぶしに探し出す為に殺戮を繰り返しており、本人が意図した事ではないとはいえ5000年前のパルテノ聖王国文明崩壊や1000年前のベルファスト王都遷都の起因となった人物の1人でもある。
本編ではユミナの弟であるベルファスト王国第一王子・ヤマトの心臓に取り付いたが、冬夜の無属性魔法“アポーツ”で摘出された直後に覚醒した。
普段はおっとりとした物腰を崩さないが、好戦的な一面を持っており、敵対する者の前では威風堂々とした女王の風格を漂わせ、容赦なく排除する冷徹さ部分を持っている。
なお、覚醒後に食というものに目覚め(そのため、八重よりもよく食べる)、本来であればエンデと共に別の世界へと渡ろうと思っていたが、彼の世界には流動食のような食事しかない事を知り、そのままこの世界に残ることを決意。
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