概要
フレイズの支配種で男性型。
理知的な野心家であり、性格は傲慢で残忍。
五千年前の古代文明パルテノを滅亡させた張本人。
利用目的で自分に接触してきた従属神と組むが、その際に従属神が見栄で吹聴した「自分こそが世界神」であるかの様な言い回しを鵜呑みにしてしまった事で野心が加速。
その従属神を魂食いに取り込ませて邪神の誕生を企み、『次元の狭間』にて邪神の繭と共に敵対する冬夜達を待ち構える。
神の力で創り出した『封神界‹ニブルヘイム›』で冬夜を隔離し、その間にかつて自身が行った五千年前のフレイズ大侵攻を再び起こし世界を侵略しようとする。しかし、冬夜にはその行動を予測されており、対策として用意されていた『望月冬夜アプリ』により、大幅にパワーアップした各国の人々の手で変異種は駆逐されてしまう。
神の力を得ていたにもかかわらず失敗した事に憤慨するが、その際に冬夜から従属神が最下級の存在に過ぎないことを(嘲笑どころか大笑いされながら)教えられ驚愕。
そして、邪神が呆気なく倒された事で自分の馬鹿さ加減を思い知る。
邪神の消滅によって力を失い、『封神界』が崩れ落ちる中、自分を始末するべく現れたメルに追い詰められ、このままでは「価値の無い死」を迎えてしまうと恐怖し、必死でメルを言いくるめようとするも聞き入れて貰える筈が無く、断罪され、後悔と絶望の中、異世界でも次元の狭間でもない空間で死亡する最期を迎えた。