「言わなきゃならない決まりでもあるのか?」
概要
CV:中村悠一
柊ナナと同じ日に転入してきた男子生徒。一人称は「俺」。
目つきが悪く無愛想なために威圧感が凄まじく、クラス内では少し浮いている。能力に関しては現在明かす気はないらしい。常に冷静沈着で洞察力も高く、論理的な物言いが多い。しかし妙なところで天然な言動も見せるため、彼という人物を正確に把握することは難しい。
妹が1人いるが、かつて学園に入学したきり音信不通となっているため、真相を探るべく同じ学園へと転入してきた。
ネタバレ注意
「心が読めるのに知らなかったのか?」
「俺が不老不死であることは」
セリフの通り、その能力は『不老不死』。
崖から飛び降りようが、爆発に巻き込まれようが、毒を飲もうが、袈裟斬りにされようが、瞬く間に再生し無傷で立ち上がる肉体を持つ。苦痛は感じるようだが、キョウヤ自身が忍耐強い気性のため負傷に抵抗はない模様。この能力により、『殺害』を目的とする相手には圧倒的優位に立つことができる。年齢に似合わない冷静さと物言いは、ナナのように訓練を重ねたというよりは、能力により長い時間を過ごした、所謂『年季』とでもいうべきものかもしれない。
物語のもう一人の主人公とでもいうべき存在であり、学園の在り方や『人類の敵』の存在そのものに疑問を持ち、島内に『悪意を持った何者か』がいることに薄々勘付いている。
ナナに対しては「友達になってくれ」と声をかけ、ややズレたところを見せながらもマイペースに接している。しかし事あるごとに彼女に細かく動向を尋ねたり、かまをかけたりもしており、何かしらの関わりがあるとは思いながらも半信半疑な様子。
キョウヤとナナの裏の掻き合いと頭脳戦が、物語の軸の一つになっている。