桑田次郎
くわたじろう
桑田次郎とは、日本の漫画家である。
概要
1935年大阪府生まれ。本名は桑田二郎で、現在はこちらの名義で活躍している。
13歳の時に「奇怪星團」でデビュー。同じ漫画家の一峰大二は兄弟弟子にあたる。
線の美しさは手塚治虫と双璧と言われており、病気で寝込んでいた手塚に変わり鉄腕アトムを代筆したこともあった(代筆作品は「アルプスの決闘の巻」。「近い絵の描ける人に」と思って桑田に頼んだものの、出来上がりを見てみたら桑田の画風がだいぶ変わっており、単行本収録の際に大幅に描きなおしたと手塚は述懐している。ただ「当時の桑田の画風は手塚に近いはず」「代筆版は明らかに桑田でも手塚でもないタッチのアトムがいる」といった意見もあり、桑田も忙しかったのでさらに別の誰かが孫請けしていたのではとも言われる)。
主にヒーロー番組のコミカライズを描く。
2020年7月2日、老衰により死去。享年85歳。