→表記揺れとして「8マン(全角数字)」がある。
1963年より「週刊少年マガジン」(講談社)で連載されて大ヒットを記録する。
同年中にTBS(6ch)でアニメ化された。「8」はフジテレビ(8ch)を連想させるので「エイトマン」となる。→「エイトマン」の記事へ。
「少年マガジン」の編集会議で手塚治虫の『鉄腕アトム』を越えるようなロボット漫画を作ろうという事となり、内田勝が原作者と漫画家を選ぶオーディションを行い、平井と桑田に決定した。
「8人目の刑事なので8マン」というネーミングは、当時の人気刑事ドラマ『七人の刑事』(TBS)から。
1965年3月1日、桑田が銃刀法違反で逮捕されたため連載は打ち切りとなる。アシスタントの楠高治と小畑しゅんじが「魔人コズマ篇」の最終回を代筆。このため、「魔人コズマ篇」は単行本に収録されることはなかった。
1976年、原作者の平井が「魔人コズマ篇」の最終回のみの小説版をSF雑誌「奇想天外」(奇想天外社)に発表。
1989年から1990年にかけて、リム出版より「魔人コズマ篇」を含む完全版が刊行され、小説版を元に桑田により最終回が描き下ろされた(代筆版は未収録)。