「もう、ミスラさんのクソ馬鹿!!」
「覚えていますよ。あなたは俺が守ります。」
概要
魔法使いの約束に登場するミスラ×ルチルのBLカップリング。
北の国の魔法使いでオズに次ぐ強さを持ちケダモノと言われるミスラと、南の国で教師をしていて優しくおっとりとした性格のルチル。
真逆な性格な2人だが、実は重大な繋がりがあり……。
プロフィール
ミスラ | ルチル | |
---|---|---|
誕生日 | 2月8日 | 7月1日 |
身長 | 187cm | 176cm |
所属 | 北の国 | 南の国 |
魔法道具 | 水晶のドクロ | 羽ペン |
特技 | 死体を操る | 創作 |
呪文 | アルシム | オルトニク・セトマオージェ |
お互いの呼び方 | ルチル | ミスラさん、ミスラおじさん |
CV | 高橋広樹 | 土岐隼一 |
メイン、親愛ストーリーでの2人
メイン、親愛ストーリーのネタバレを含みます。
人間の父と大魔女チレッタを母に持つルチル。しかし母親のチレッタは自分の死期を予言していた。
当時幼かったルチルはそれを母から知らされて泣き出しそうになってしまったが、そんなとき母の知り合いの魔法使いが変なお守りを渡してきてこう約束してくれたと言う。
「あなたとあなたの弟は俺が守ります。」
予言通り母親が亡くなり、その後父親も亡くなって兄弟2人だけになってしまうが、ルチルはその魔法使いとの約束を心の支えにして生きていた。
そしてその魔法使いこそ、北の魔法使いのミスラであった。
なお、魔法使いにとっての約束は破った場合自身の魔力を失ってしまうというもので、安易に交わされるものではない。
そして賢者の魔法使いに就任したルチルは、そこで会ったミスラこそがかつて自分と約束をしてくれたミスラおじさんではないかと気にし始める。しかし本人に接触を図り聞いてみるものの、覚えていないのでどうでもいいと一蹴されてしまう。
そんなミスラだったが、ルチルとミチルが自分の師チレッタの子供で自分が約束をした相手だとわかり、敵に襲われていたルチルを間一髪で救出。
その後、ミスラは自分の弱点にも繋がる約束なんてしなければ良かったと言うものの、ルチルと話していくことで約束をした時の気持ちを思い出し、和解をする。
エンディング後にミスラの厄災の傷が不眠だと発覚し、安眠グッズを持っていくと言っていたルチルだったが、親愛ストーリーやキャラエピで度々ミスラの部屋に通っている様子が見られる。
ミスラの部屋にある月の抱き枕はルチルからのプレゼントである。
・親愛ストーリー
ミスラの親愛ではルチルに貰った抱き枕を賢者に自慢してくるミスラと、ミスラの頭を撫でるルチルを見ることができ、2人をつなぐキーパーソンであるチレッタの話も聞くことができる。
またルチルの親愛では、彼を怒らせてしまったミスラが仲直りをしようとする姿を見ることができる。
余談であるがミチルの親愛では、ミスラさんは兄様に馴れ馴れしくて好きじゃないですと言われている描写もある。
過去のイベントでの2人
過去イベントのネタバレを含みます。
・青春と花嵐のノスタルジー
2020年のエイプリルフールにて、0時丁度からトップ画面に白ブレザーのアーサー、緑ブレザーのルチル、学ランのミスラが現れ、その2日後から開始したイベント。
元は別々であった進学校と芸能校と不良校の3校を合併した私立フォルモーント学園がイベントの舞台であり、ルチルは元芸能校の生徒会長、ミスラは元不良校の生徒会長としてイベントに参加。
このイベントではミスラがトップモデル、ルチルが漫画家兼タレントをしており、2人は同じ学年の芸能人同士である。
他校出身なのに仲が良いけれど元から知り合いだったのかと賢者に聞かれた際に、ルチルは「はい」と答え、ミスラは「いいえ」と答える。ルチル曰く、子供の頃に会ったことがあるのにミスラは忘れてしまったということだった。
子供の頃の出会いについての詳細は、ログインストーリーでも公式ツイッターでも触れられていないため不明である。
なお、4月前半の公式ツイッターを辿れば、このイベントに未参加のキャラクターも含めた設定を見ることができる。(ルチルが2年とされているが、誤植であることが追記で記載されている。正しくは2人とも3年)
・孤高な盗賊のエチュード
エチュードシリーズの北&西編。
他の北の魔法使いと飲んでいた際に最近様子がおかしい、南の魔法使いを庇っていないかと指摘されたミスラがその夜、ルチルとミチルを封印することを試みる。
顔を見て会話をしたら興がそがれるため眠っている間に封印しようと考え、夜にルチルの部屋に侵入したミスラだったが、寝ぼけながらも自分を歓迎しようとするルチルの姿に毒気を抜かれてしまい、結局封印に失敗してしまう。
なお、エチュードシリーズは初めての訓練の話であり、時系列としてはメインストーリー直後の出来事だと考えられる。
・雨宿りのカエルのエチュード
エチュードシリーズの南&北編。
約束がある以上ルチルとミチルを死なせられないと判断し、蔦で兄弟を拘束し軟禁をするミスラ。
2人にとっては約束のおかげで自分に守ってもらえるから良いだろうが、自分にとっては魔力を失うかもしれない不幸なものだと話す。そんなミスラに対しルチルは、自由も失いあなたの不幸になってまで生きていたくはないと言って自身の舌を噛んでしまう。
その姿に珍しく動転したミスラは慌てて駆け寄って蔦を外すが、舌を噛んだというのはルチルの噓だった。
そこで、自分たちも慎重な行動を心掛けるので、信頼しあいたいとルチルが提案する。
「不便で怖くてもあなたの幸福になりたいです。」
南と北のイベントなため、全体的に2人の絡みも多めのイベントであった。
その他の2人が揃っていないイベントでも、彼らの様子が伺えることもある。
祝祭シリーズでは、ルチルに意地悪を言いながらも笛やお守りをミスラが渡していたり、「泡沫の夜の魔法にかけられて」ではミチルがルチルも祭りに誘ったもののミスラとの先約があるからと断られたと話す。その際、ボクにはまだ早いと言って教えてくれなかったと誤解を招きそうな発言をする。(真相は後述のログインストーリーでの用事だと考えられる)
ログインストーリー
・奇跡と祝祭のプレリュード(3)
中央の祝祭でミスラからもらったトカゲのお守りをどこに飾ろうかな♪と自室で楽しげに歌うルチル。そこに偶然部屋を訪ねたフィガロに、そのお守りの外見から呪いのアイテムだと勘違いされてしまう。だんだん愛着が沸いて可愛く見えてくるんですと言うルチルだったが、その後に部屋に入ってきたミチルにもお守りを気持ち悪がられてしまう。
・月夜の城のショコラトリー(2)
なんとルチルがバレンタインのチョコレートをプレゼントする。賢者の世界の文化に倣ってミチルと一緒に作ったというチョコレートを渡すため、ミスラの部屋を訪ねたルチル。しかしミスラはもらったチョコレートをすぐに食べてしまい、そこに書いてあったメッセージにも気づかなかった。それを見たルチルが、今度プレゼントを贈るときは食べられないように手紙にメッセージを書くことにすると意気込む。
・夢幻の城のコンフィズリー(3)
なんと今度はホワイトデーのお返しである。ミスラにバレンタインのお返しが欲しいとねだったルチル。ミチルとともにミスラの帰りを楽しみに待っていたが、ミスラがお返しに用意したのは北の国の巨大な蛙であった。オーエンに教えてもらった、丸焼きにするとスイートな味がする蛙ならしいが、プレゼントされたルチルとミチルはその蛙に襲われてしまいミスラに助けを求めることとなる。
・泡沫の夜の魔法にかけられて(2)
ミスラに訓練をつけてもらうことになったルチルとシノ。しかしミスラの訓練内容は実践あるのみで、とりあえずオズを殺しに行こうと言い出す。それに乗り気なミスラとシノを必死で止めるルチルが見られる。
・エンジョイサマーキャンペーン(2)
ルチルとミチルが川遊びをしていると怪魚のような大きな影が近付いてきたが、その正体はミスラだった。川で溺れたら困ると言い、2人が遊んでいた川を凍らせてしまったミスラ。川遊びができなくなったと落ち込むミチルに、ルチルはそれなら氷の上で遊ぼうと提案をし、その提案にミスラも誘う。
余談
2人ともマイペースな性格で、喧嘩をしてもすぐに仲直りし、周りから恐れられがちなミスラの行動にもルチルは持ち前のポジティブさで対応していくため、ほのぼのとした雰囲気が似合う。
度々永久凍土に封印をしようかと考えるミスラだが、順調に絆されていっている様子も見られる。
しかしメインストーリーで語られた予言内容が2人にも大きく関わるものであるため、今後の2人の運命が気になるところだ。
2人を10回ずつ育成した際の称号は「縁ある二人を育てし者」
公式配布のスペシャル待ち受けでは、無情×慈愛としてセットにされている。
また意図されたものであるかは不明だが、ミスラの誕生日の誕生石はルチルクォーツという石である。