概要
漫画『ダイヤのA』に登場する御幸一也×沢村栄純の腐向けカップリングを描いた作品に付けられるタグ。
本編
青道高校野球部副部長高島礼にスカウトされた沢村が、青道へ見学に来た際に11球だけ御幸とバッテリーを組んだ。御幸(のミット)が忘れられなかった沢村が、青道へ行くことを決意したというのが2人のはじまりである。2人の出会い方が恋愛漫画に似ていると作者が回答している(ダイヤのA公式ガイドブック表にて)。
33巻で、対鵜久森の9回表にてアウェイの空気のなか、マウンドで同じ悪い顔して笑いあう2人を見ることができる。
45巻での轟雷市との対戦では、2人が出会ったシーンが回想として描写され、この対戦をきっかけに、御幸と沢村が目と目で語り合う関係性になったと沢村の声を担当している逢坂良太さんが述べている(ダイヤのA公式ファンブック18.44mのキズナにて)。
act2の10巻では、御幸の部屋に寝転んで漫画を読む沢村のシーンがある(部屋には沢村の他には御幸しかいなかったため、御幸と同室の奥村光舟が帰ってくるまで部屋に2人きりであった)。
御幸は既に正捕手であるが、沢村のライバルである降谷暁が秋大会からエースだったことで、御幸と沢村はなかなか正バッテリーにはなれなかったが、act2の第141話にて、沢村がエースの象徴である「1」番となり、御幸の最後の夏に、御幸と沢村は正バッテリーとなる。
今後の活躍に目が離せない青道の正バッテリーである。
補足
2話では、互いに初対面であるはずなのに、御幸は語尾に♡をつけた言葉を沢村に言ったり、沢村の肩に腕を回して「最高のピッチングは投手と捕手が一体となって作り上げる作品」などと語った(45巻の轟との対戦ではこのシーンが回想として描写された)。この言葉は、沢村がact2の4巻で後輩捕手の奥村や、6巻で初めて行われた御幸塾で使うため、沢村が大事にしている言葉であることがわかる。※この言葉は御幸は沢村以外の投手には語っていない
また、巻を進めると御幸が沢村の腰や背中に手を当てる描写がある。その時の沢村の心情等を考慮して御幸が行ったものであると考えられるが、御幸が積極的にスキンシップをとる相手は沢村が多いように感じる。
作者の寺嶋裕二先生によると、主人公の沢村が生まれた際に意識していたことは、沢村と御幸の関係性だと語っている(ダイヤのAの作者である寺嶋裕二先生とDAYSの作者である安田剛士先生のスペシャル対談にて)。