ジャック・O
じゃっくおー
「ネクサス」での彼
初期ミッションを何度も失敗すると助けに来てくれたり、ミッション中で撃破しても死ななかったり、挙句にストーリー中盤では依頼仲介組織『レイヴンズ・アーク』を刷新するなど、奇妙なほど活躍をしているが、あまり直接主人公と関わってくることはない。
関わったとしても任務に失敗し続ける主人公を「ブンッ!!役立ダズメッ!!」と吐き捨てるなど、後のACLRとはかなり違っている。
なお、ストーリー中での華々しい活躍とは裏腹に、実際に対戦してみると凄く弱い。
鈍足な重量二脚に、重量オーバーなほどの超武装を施しているのが原因。簡単にバックを取れる。
AIの不備なのか、背後を取ると尻を振るように左右に小刻みに旋回しつつ逃げていく。
通称尻振りダンスと呼ばれるこの行動が、彼の愛称・弱王、ならびに二次創作におけるゲイ設定につながっていくのである。
ただしミッション中で現れたときの彼は(なぜか)別人のように強い。
「ラストレイヴン」での彼
「ネクサス」エンディングでの世界潰滅から復興しつつある世界で、生き残りのレイヴンを率いて「バーテックス」を名乗り、企業連合「アライアンス」に宣戦布告。
総攻撃までに設けたタイムリミットは24時間。「ラストレイヴン」とは、この24時間の生き残りをかけた戦いのストーリーである。
だが、彼の真の目的はアライアンスの潰滅とは別にある。
ストーリーの中核を担う黒幕である。
機体構成は一部変更され、重量過多の最大の原因であった両背部の超大型ミサイルが別のものになっている。
これにより、「ネクサス」時代よりはかなりマシな状態になった。
だが機動力に劣るという弱点そのものは変わっていない。
二次創作での彼
上記の尻振りダンスが発端で、ヤマジュン絵のパロAA(首から上がフォックスアイの頭に差し替えられている)が作られたり、彼の素敵渋い声(CV:津田健次郎氏、LR仕様)を最大限に生かした音MADが投稿されたりと、彼のホモネタが次第に広まっていった。
今ではすっかりネタキャラ・ガチホモ扱いが定着してしまっている。記事のメイン画像の彼がまさにそれである。通称ゲイヴン。
が、時にはバイセクシャル(両性愛者)になったりもする。というかバイである。どう考えても。
この時の彼の実力は桁外れであり、本来装備していないはずの射突ブレードによる攻撃でACを沈め、中の人物を腰の射突ブレードで屠る。それは旧作ACとは根本的にスペックの差があるはずのネクストACですら例外でなく、コジマ粒子の汚染をものともせずに襲い掛かる、まさに一部リンクスにはトラウマものとなっている。
しかし、ジナイーダには逃げられてばかりである。
以前にもホモ疑惑が掛けられていたレイヴンは一応存在していたが(ストラング;AC2)、彼の登場を境にAC二次ネタ界隈ではゲイヴンネタが一般化し、その後の作品でも多くのゲイヴン(扱いされるキャラ)を産むこととなった。その潮流の起点であるジャックは、まさしくゲイヴンの代名詞であり、象徴であると言えよう。