概要
『ストリートファイター』シリーズに登場するキャラクター。フルネームはマイク・バイソン。
元はスラム街の出身であり、一攫千金を夢見て、ヘビー級のボクサーになるも、
手加減知らずの攻撃で次々と対戦相手を再起不能にしていった結果、ボクシング界から追放されてしまい、
異種格闘技戦や賭けボクシングで金を稼いでいるうちに、シャドルーへと入っていった。
シリーズではIIシリーズ・CVS・ZERO3(家庭用版)・IVシリーズに登場している。
実は初代ストリートファイターに登場する「マイク」と同一人物だということが近年発覚した。
性格
スラム出身ゆえか、金への執着は人一倍。性格も傲慢であり、ベガや他の四天王からも呆れられている程であり、
更に同業であるダッドリーからは「君はボクサーを名乗るに値しない人間だ」と酷評される始末である。
また、賞金受け取りと勘違いし復興基金の契約書にサインをする、サイコドライブの装置と知らずに破壊しこっぴどく叱られる等、脳筋と思える描写もある。
更には普段からボクシンググローブを着用しており、引き出しを開ける時や、チップを受け取るときも外すことは無い。
最もダッドリーも同じく私生活でも付けたままである。カプコンにはボクサーは私生活でもグローブは外してはいけないというこだわりでもあるのだろうか。
シャドルー壊滅後は異種格闘技戦に復帰したが、その時の決勝戦の相手に最初は優位に試合を進めるも、ロングフックの一撃でKOされてしまい、それ以降の動向は不明。
余談
彼のモチーフになっているのはプロボクサーの「マイク・タイソン」であるが、肖像権の関係からフルネームで呼ばれることは無く「バイソン」「M・バイソン」と表記される。
また、海外版では訴訟を防ぐため、「バルログ」に名前が差し替えられており、当の「M・バイソン」は海外版のベガになっている。
蛇足
バイソン(Bison)の語は、元々北半球に広く棲息するウシの仲間の名称である。但し、此方のバイソンは近年、アメリカでも日本でもバッファロー(Buffalo)と呼ばれる事が多い。動物としてのバイソンについてはバッファローの項目を参考の事。