概要
エルディア帝国の元貴族であり、救世主の末裔と称されるタイバー家の現当主のエルディア人。
交友関係は非常に幅広く、他国の様々な大物や要人に顔が効いている。
同時に現在のマーレ国の影の統治者でもある。
自身を「たまたま順番が回ってきただけの男」と称し、レベリオ収容区にて、タイバー家の歴代当主達が代々戦鎚の力と共に受け継いできた、巨人大戦の真相とエルディア人の歴史を語り、パラディ島に住む壁内人類へ宣戦布告するも、その直後エレン・イェーガーに食われてしまう。
家族に父と母と妹、妻と子供達がおり、本来は彼が継承するはずだった戦鎚の巨人は彼の妹が継承している。
自分の代わりに「戦鎚の巨人」を継承した妹に対しては、「これがお前を犠牲にしたケジメだ」と兄としての罪悪感と、当主としての使命感を持っている。
またエレン達、パラディ島の勢力が潜入していることや自分を狙ってくることは実は最初から知っていたが、あえて自分自身とレベリオ区や自軍の腐敗した上層部を犠牲として差し出す事で、テオ・マガトを自分が亡き後のマーレ軍のトップになるように仕向けて軍や国の再編をすると同時に、この件で一気にパラディ島への憎悪を集めて各国を統合するという計画だった。
この計画の為にマガトに接近して手を組んでおり、このような計画を実行する自分達を「悪魔」と自嘲していた。