概要
現在はタイバー家が管理しており、継承者は当主であるヴィリー・タイバーの妹ラーラ・タイバー。
他の巨人とは扱いが異なり、マーレ軍の管理下には無く、戦争で前線に出る事も無い。これは管理者であるタイバー家共々最初にエルディア帝国に反旗を翻したことに起因する。
現在は本来であれば当主のヴィリーが継いでいるはずだった様だが、実際にはその妹が継承。
硬質化能力の応用を得意としており、戦鎚以外の武器にすることも出来る。地形を操り地面から槍を出現させたり、手持ちの戦鎚や剣、果てはムチやクロスボウと言ったある程度複雑な機構や(クロスボウの弦をふくむ)柔性を持つ武装を生み出したりと多芸(火薬を使う銃の類を生成できるのかは不明)。
また生み出した武器は進撃の集中硬質化による防御も容易く粉砕するなど、超大型とは別の方向で非常に攻撃力が高く、知性巨人同士の格闘戦においてはトップクラスに強力。
さらに、他の巨人とは違い、巨人化した際本体はうなじにおらず、硬質化能力で作り出した結晶体に身を包んで巨人を地中から操っており、この特性を見破らなければ撃破は不可能。
地上の巨人は巨人と言うよりは硬質化物質で作った戦闘端末に近いらしく、エレンが硬質化で生み出した物質と同じく本体と切り離されても崩壊せず、再接続する事で戦闘を再開できる。
ただ硬質化物質の生成に特化・依存した戦闘スタイルは非常に消耗が激しいらしく、レベリオ収容区での戦いでは戦闘端末から2度切り離された後は新たな硬質化物質を生み出す事も出来ず行動不能になっている。
それでも本体だけは硬質化の結晶で何とか守っていたのだが、顎の巨人の特性に気づいたエレンに彼を利用されて本体ごと砕かれ死亡。エレンはそのまま彼女の体液を絞って摂取したため、戦鎚の巨人の能力はエレンに受け継がれた。
エレンはシガンシナ区での戦闘で戦鎚の巨人の力を発揮して、ライナーの鎧の巨人とポルコの顎の巨人2体同時に互角以上の戦いを見せた。その際、先代のように結晶の中に入って遠隔操作はせず、従来通りうなじにエレン本体がいたようだ。
余談
2018年3月中旬現在、別表記である「槌」の字が使用されている場合の方が多いので注意。
関連イラスト
関連タグ
進撃の巨人 巨人(進撃の巨人) タイバー家 ラーラ・タイバー エレン・イェーガー