概要
『進撃の巨人』の主人公エレン・イェーガーとその親友アルミン・アルレルトの故郷。
街全体を楕円形の壁で囲まれた区画である。
大勢の市民が狭い壁内に閉じ込められるようにして暮らす様をエレンは「家畜」と評している。
特徴
壁の外縁に出っ張った区域であり、これは巨人を誘引して的を絞らせる目的がある為。そのため巨人が攻めてきた際は最も危険な場所であるが、王政が「最も勇敢な民」と扇動し住民を移住させた。その性質上、兵士が駐屯する事による街への経済効果は約束される。
物語の展開
巨人による襲撃
超大型巨人が壁の扉を破壊した事で多数の巨人が街へ侵入、その石片がエレンの家に直撃した事で母親が喰われる。
内門も鎧の巨人により破られ、安全圏が「ウォール・ローゼ」まで後退した事で大量の失業者による食糧難を解決させるため、壁内の人口の約二割に相当する二五万人をウォール・マリア奪還作戦と称して動員した。
シガンシナ区奪還作戦
エレンの硬質化を用いた奪還作戦を実行。
エレン含む104期生の同期、リヴァイとハンジを除く調査兵団員が全滅するも奪還に成功する。
パラディ島奇襲編
始祖の巨人の力を用いて地鳴らしの威力を世界に見せるため、シガンシナ区を囲む壁の巨人を起こす作戦を立案する。
そこへマーレからライナー、ポルコ、ピーク、マガトが飛行船を用いた奇襲を仕掛けてくる。
ジークと接触したエレンはシガンシナを含む三重の壁全ての巨人を起こし地鳴らしを決行した。
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以下、物語ラストのネタバレ注意
エピローグにて、パラディ島に戻ってきたミカサは、シガンシナ区郊外のある一本の木の根元にエレンの頭部を埋葬した。