概要
49話「発狂ロボット大奮戦」に登場する、機械獣の一体。
人型をしているが、頭部の顔の両目部分から、先端の尖った触手が伸びている。
胸部の巨大な顔には、催眠光線を放つ能力を有し、これを用いてボスを催眠状態に陥らせた。
デザイン原案は、石川賢。
ラフスケッチでは、胴体はやや角張り、胸部の顔には眼窩が黒く、口内も黒くなっていた。
東映側スタッフによりリライトされ、全体のイメージはそのままで、胸部の顔にシャッター状の歯と、瞳とが書き加えられた。
※なお、漫画版デビルマンのデーモンの中にも、「胸部に顔」「眼球が飛び出し鋭い触手に」という個体が存在する。
劇中での活躍
ボロットをバカにされ、山奥でボロットとともに操縦訓練をするボスを監視していたブロッケン伯爵が出撃させた。
ボスをその催眠光線で狂暴化させ、光子力研究所を襲撃させるとともに、Zも襲わせる。
更に、ボスボロットと協力してZに襲い掛かる。ボスボロットに抑え込ませて、胸部放熱板を破壊。頭部の触手からエネルギーを吸い取ってしまう。
しかし、ジェットスクランダーで空中に逃げられ、ロケットパンチでボスボロット内のボスは気絶させられる、更にそのまま、空中から放たれたZのキックで顔面を破壊され、アフロダイAのミサイルでとどめを差され破壊されてしまった(破壊された後、ボスの催眠状態は解けた)。