犬夜叉一行と敵対する奈落一派の首魁。
全ての黒幕たる「四魂の玉」を除けば本作のラスボス的存在である。
髪の毛がワカメっぽいことから通称ワカメとも呼ばれる。またすぐに全裸になる。
犬夜叉同様に半妖であり、月に一度動けない時が存在するが、普段は本物の妖怪をはるかに凌ぐ圧倒的な邪気と妖力を持ち合わせる。
かつては人間を主食としていた。
妖怪を取り込む力があり、弱い部分を捨てることもできる為、日を増すごとに強大化する。(高橋留美子曰く「奈落は良いとこどり」)
取り込んだ妖怪によって姿が変わる為、作中でどんどん変形を遂げていった。
奈落の能力設定(奥義皆伝における5段階評価)
腕力 :★★★★★
生命力:★★★★★
眼力 :★★★★★
妖力 :★★★★★
知力 :★★★★★
瞬発力:★★★★☆
29巻の時点で既に瞬発力以外オールMAX。
なんと評価の合計は高橋留美子自身が戦国最強の「妖怪」と太鼓判を押す殺生丸より上である。
しかし奈落は「半妖」なので殺生丸より能力が高くても問題ないのである。
本当の姿:第6巻~9巻及び回想
誰にも変化していない時の奈落の姿。一人称は「我」。
狒々の皮を被っており、素顔を見せない。声は鬼蜘蛛と同じ。
これが奈落の本当の姿であり、人見蔭刀の姿になってからも奈落の傀儡はこの姿で登場する。
地味に日本刀で武装している。
第二形態:第9~28巻
美形の城主、人見蔭刀を乗っ取ってからの姿。
奈落の姿としては最も有名。
この状態は「ワカメ」の他に「殿」とも呼ばれる。
一人称は人見蔭刀同様に「わし」になる。
第三形態:第29~54巻
もちろん左が奈落
白霊山で第六の妖怪、赤子を放出した後の姿。
この形態からほとんど無敵の存在となる。また、やたらと全裸になる。
異様にややこしい大量の鎧と、龍の尻尾が3本、両肩の突起、胸の目玉と色々とゴチャゴチャした姿。
完全に描画するには相当の画力と時間を要する。
その為ピクシブ内では基本的に衣装が簡略化されて描かれている。
第四形態:第54~56巻
四魂の玉を完成させ、変化を遂げた姿。
最終決戦の舞台。
ピクシブ内にはイラストがない。
真っ黒で鎧甲質の超巨大な蜘蛛であり、これもかなりの画力を要する。
最終形態:56巻
四魂の玉を完全に取り込んだ文字通りの最終形態。
人間らしい面影が完全になくなり、言葉では表現できない状態になる。
殺生丸を溶かす程の瘴気を自在にあやつる化け物。
その姿は余りにも凄まじい為、イラストを投稿する猛者が今後現れるかはわからない。