概要
【破壊力 - E / スピード - E / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - E】
錠前の形をしたスタンド。本体に対して「罪悪感」を持った相手の心に錠前を取り付ける。多人数同時に取り付けることも可能。
錠前は心臓の辺りに取り付けられ、まるで胸から錠前が生えているように見える。
錠前を破壊することはスタンドでも不可能で、攻撃されても本体へのダメージもないようである。
錠前は相手が感じた罪悪感に応じて肥大化し、心の「重圧」として圧し掛かる。スタンド能力がない(錠前の存在に気付いていない)相手に対しても同様の効果を発揮する。物理的な破壊力は全く無いが、罪悪感が大きくなると相手は「重圧」に耐え切れずに自殺することさえある。
また玉美本人の弁によると錠前をつけられた者が玉美にダメージを与えると、それは錠前に『はねかえっていく』とのこと。
応用として、事前に条件を設定してそれに反した相手に自動的に錠前を取り付けるという使用法もできる。この場合は「嘘をついた」という罪悪感に対して発動していると思われる。
罪悪感を持たない相手には効果がなく(しかもジョジョには善悪敵味方問わずそういうキャラが多い)、直接戦う力もない。また、ザ・ロック以外の、生物に干渉する能力のスタンドにもいえることではあるが、使い手の罪悪感あるなしに関係なく、自動で能力を行使するタイプには効力が薄い。
しかしながら、玉美本人の意思以外に錠前を外す方法は罪悪感を消すほかはなく、使い様によってはかなり強力なスタンドになると思われる。
また、直接戦う力がない点は、後述の賭を始めとする勝負事に関しては、試合の参戦者に物理的な傷や負荷などを与えることなく、公平に近い形で不正防止などを行えるメリットになることもある。
また、仗助と露伴のチンチロリン勝負の際に取り立て人として登場した時はしれっとスタンド能力が成長しており、
「承諾の上で、もしも対象が指定した行動を取らなかった時に発動する」効果が追加されている。
これによって仗助はイカサマを続行せざるを得ない状況に持ち込まれた。