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スケイルアーマーの編集履歴

2020-12-13 09:16:48 バージョン

スケイルアーマー

すけいるああまあ

布地に無数の金属片や革を鋲などで止め、鱗状にした鎧。 日本では、小札帷子・魚鱗具足と訳されることもある。

概要

スケイル・アーマーのスケイルというのは鱗のこと。丈夫な布地の衣服の上に、金属片や革片を魚の鱗のように留めている。その起源は鎖帷子よりも古く、旧約聖書にも登場する歴史の長い鎧でもある。


同じくらい歴史のある1枚の胴当てと比較して、防御力は劣る代わりに、作りやすく、柔軟性があるため体を屈伸させることができ動きやすかった。


しかし、後代に出現した鎖帷子と比べると防御性能こそ上回っていたが、鎖帷子よりも重量があるため、鎖帷子が全身を覆えるように大型化したのに対し、スケイル・アーマーは胴体部分までのカバーが限界だったという。


別名スケイル・メイルとも呼ばれるが、これは誤りで19世紀のイギリスの学者達が、中世では鎖帷子を表す語でしかなかったメイル(英:male)に拡大解釈をして生まれたものだと言われている。



関連タグ

甲冑  鎖帷子

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